犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

2012年韓国十大ニュース

2012-12-26 23:24:34 | 韓国雑学

 韓国の聯合ニュースが十大ニュースを発表しています(→リンク

■次期大統領に朴槿恵氏当選
史上初めての女性大統領。12月19日に実施された大統領選で与党セヌリ党の朴槿恵候補は全体の51.6%(約1577万票)を獲得し、最大野党・民主統合党の文在寅候補(48.0%、約1469万票)に約108万票差をつけ当選した。1987年の直接選挙開始以来、過半数の得票は初めて。初の親子二代の大統領。

やはり大統領選挙は最大のニュースですね。

■PSY「江南スタイル」 空前の大ヒット
歌手PSY(サイ)が全世界で「乗馬ダンスブーム」を巻き起こし、K-POPの歴史に新たな1ページを刻んだ。「江南スタイル」のブームは英米中心のポップ市場に対する「挑発」であり、従来の音楽産業のパラダイムを変えた「事件」と評価される。

知りませんでした。「全世界」の中に、日本は入っていないんでしょうか。

■北朝鮮、長距離ミサイル発射成功
北朝鮮が12月12日に平安北道・東倉里の西海衛星発射場から事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。朝鮮中央通信は「運搬ロケット『銀河3号』により『光明星3号』2号機衛星の打ち上げに成功した。衛星は予定された軌道に入った」と発表。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)なども同物体の軌道進入を確認した。ただ、「光明星3号」が正常に作動しているかどうかは確認されていない。

直前の羅老号打ち上げ延期は、韓国の無念さを増幅したようです。

■金正恩氏の権力継承
2011年12月17日に北朝鮮の絶対権力者だった金正日総書記が死去。後継者の正恩氏は同年12月30日に人民軍最高司令官、今年4月には朝鮮労働党代表者会で第一書記、最高人民会議では国防委員会の第一委員長に推挙された。

金日成は「首席」、金正日は「総書記」、金正恩は「第一書記」。最高権力者でありながら差をつけているのは、儒教的精神の発露か。

■安哲秀シンドローム
若者や無党派層から絶大な人気を集めた「安哲秀シンドローム」は2012年大統領選を控え、政界の地殻変動を起こした。既存政党に対する不信や不満、政治刷新への熱望はいわゆる「安哲秀シンドローム」を生み、ベンチャー企業家であり、大学教授だった安氏を政界に登場させた。

野党が安哲秀で一本化していたならば、勝てたかもしれませんね。その場合、反日路線が転換されていたかも。

■検事不正問題と検察内紛
ソウル高検の幹部検事が捜査対象者らから計約9億ウォン(約6765万円)を受け取ったとして拘束されたほか、新人検事が捜査対象の女性容疑者と取り調べ室内などで性的な関係を持ったとして拘束されるなど不祥事が相次いだ。

日本でも報告書の改竄など不祥事件がありましたが、賄賂と下半身スキャンダルとはレベルが低い。

■「ハウスプア」続出
住宅ローンでマイホームを購入した国民うち、ローン返済に苦しむ「ハウスプア」が続出した。首都圏を中心に住宅価格が下落した上、景気低迷が続きハウスプアが増えた。

ついに韓国の不動産バブルも崩壊。

■「世宗時代」幕開け
韓国中部の忠清南道に造成された行政都市、世宗特別自治市への官庁移転が9月から始まった。2002年9月、当時の民主党大統領候補だった故盧武鉉前大統領が公約として新行政首都の建設を発表してから10年越しとなる。

盧武鉉の唯一の業績か。

■サムスンとアップルの特許訴訟
IT業界でシェアをほぼ二分する韓国のサムスン電子と米アップルがスマートフォン(多機能携帯電話)などの特許をめぐり世界各地の裁判所で争っている。両社は各国の法廷で一進一退の攻防を展開する一方、双方とも訴訟対象を拡大している。法廷闘争はしばらく続きそうだ。

最近のウォン安と新大統領の財閥規制で、サムソンの繁栄にも陰りが…

■与党セヌリ党、総選挙で過半数獲得
大統領選挙の前哨戦とされた4月の総選挙(国会議員総選挙、定数300)で、与党セヌリ党は「野党優勢」という予想を覆し、過半数の議席を確保した。

大統領選挙が終わった今、人々の記憶からも薄れがち


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朴正煕 | トップ | 韓国式刺身屋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

韓国雑学」カテゴリの最新記事