犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

コロナ禍の夏休み

2022-07-31 19:05:15 | 日々の暮らし(2021.2~)
写真:槍ヶ岳(Wikimedia)

 岩手に住む長女が、二人の子どもを連れて遊びに来ました。

 夫婦の夏季休暇を調整して、この時期に休みをとったのです。

 移動は車。

 盛岡から埼玉に、直接来たのではありません。

 島根を経由してきたのです!

 島根に祖母(私の義母)がいるので、まず盛岡から途中一泊して島根に行き、隠岐の島にも立ち寄ったようです。

 そして島根から埼玉にやってきました。

 私の家で娘と孫たちが降り、夫は家に上がらずにすぐ出発。

 こんどは一人で長野県に向かいました。

 というのは、彼は医療技師をしているので、コロナ感染の第7波が広がる中、4人以上の会食は職場から禁止されているからです。

 長女家族が来たのは久しぶりなので、ほかの娘たちも遊びに来て、近場で行楽しました。

 長女たちは動物好きなので、智光山、羽村と二つのミニ動物園に行ったり、航空公園に行ったり、川遊びをしたりしました。

 その間、長女の夫は一人で日本アルプスに挑戦していました。

 登山が趣味で、一生の間に「日本百名山」を制覇するのが夢なのだそうです。

 今回の目的は槍ヶ岳

 童謡のアルプス一万尺に、

小槍のうえでアルペンおどりをさあおどりましょう

というのがありますが、小槍というのは実際にある山で、槍ヶ岳のとなりにある切り立った岩山。

 頂上はおどりを踊るスペースもないくらいに狭いということです。

 私はアルプス一万尺のアルプスはヨーロッパのアルプスだと思っていましたが、日本アルプスだったのですね。

 最終日、長野県から夜、埼玉に到着、またしても家には上がらず、娘と孫二人を乗せて出発。

 明け方3時前に盛岡に無事帰着したとの連絡がありました。

 埼玉から盛岡は、娘と運転を交代しながら走ったのでしょう。

 車で岩手→島根→埼玉→岩手というのは、娘家族にとってこれが初めてではなく、むしろ夏の恒例の旅程になっています。

 車の移動は人との接触を避ける最良の移動法です。

 また、夫にとってみれば、コロナのおかげで、足手まといがなく、心行くまで一人登山を楽しめた、というところなのでしょう。

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