犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

来週の木曜日はいつ?

2020-09-22 22:59:14 | 言葉
 18日金曜日の朝、Skypeにメッセージ着信の表示があることに気づきました。

20:01 Здравствуйте!(こんばんは!)

 ロシア語の先生からでした。

(え! なんで?)

 ロシア語の次のレッスンは、24日(木)のはずなのに。

(もしや、先生は17日(木)だと思っていたのでは?)

 前回のレッスンでの会話を思い出そうとしました。

(そうだ、それにちがいない!)

 いつもレッスンは木曜日の夜20:00からなのですが、前回のレッスンは、都合により13日(日)にしていました。そのとき、次のレッスンを、

来週の木曜日の20:00」

と約束したのです。

 13日(日)における来週の木曜日というのは、20日(日)に始まる週の木曜日、すなわち24日のはずです。

 ここには、

「一週間は、日曜日に始まり土曜日に終わる」

という暗黙の前提があります。

 ところが、国によっては(あるいは人によっては)、

「一週間は、月曜日に始まり日曜日に終わる」

という場合も多いのですね。

 その前提に立つと、話は変わってきます。

 13日(日)における来週の木曜日というのは、14日(月)に始まる週の木曜日、すなわち17日(木)になるわけです。

 ロシアもきっとそのような曜日感覚なのでしょう。

 先生は、17日(木)の20:00きっかりにPCに向かい、私の反応がないので、それから30分ほど、PCの前で待っていたようなのです。

 私はさっそくSkypeのチャットで、そのあたりの事情を説明し、次のレッスンが24日(木)だと思っていたこと、結果的に、無断でキャンセルした形となり、申し訳なかった、ということを送信しました。

 次の日、日本語の堪能な先生から、「誤解があったようですね。では、次のレッスンは24日にしましょう」という返信をいただきました。

 実は、私は過去にこれと似た経験をし、当ブログにも書いたことがあります。

今週の日曜日はいつ?リンク

 そのときにいただいたコメントのやり取りから、無用な誤解を防ぐためには、「〇月〇日の〇曜日」と約束するのが確実だということを学習していたはずなのに…。

 この次からは、必ず日にちで約束することを、肝に銘じたのでした。
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