日本がグループリーグ初戦で強豪ドイツに勝つという番狂わせを演じました。
もちろん勝ってほしかったけど、内心「よくても引き分け、勝ち点1だろう」と思っていました。前半を見ても、ぜんぜん勝てる気がしませんでした。
しかし後半の選手交代が見事にはまり、終わってみれば2-1の逆転勝ちという嬉しい結果。
2019年のラグービーワールドカップで、日本がアイルランドに勝ってしまった番狂わせを彷彿とさせます。
英語で番狂わせを巨人殺し(Giant killing)というそうですね。これを調べたとき、韓国語では何と言うんだろうと思って探しましたが、ぴったりした表現がなかった。
巨人殺し
今回、韓国が日本-ドイツの番狂わせを韓国の新聞がどういう言葉で報じているか調べてみると、「異変」が多かったです。たとえば、中央日報は、
また異変、波乱のW杯…日本、4年前の韓国のようにドイツを倒す
この記事で、前回大会で韓国がドイツを破ったことを知りました。もっともこのときはドイツも韓国も一次リーグで敗退したため、日本ではあまり話題にはならなかったようです。
それにしても記事内容がひどい。間違いが多いんですね。
試合の流れは後半戦に変わった。日本の森保監督は後半開始と同時に交代カードを切った。久保建英(ソシエダ)をはずし南野拓実(モナコ)を投じた。11分後には長友佑都(FC東京)に代え三笘薫(ブライトン)と浅野拓磨(ボーフム)を投入した。後半26分には堂安律(フライブルク)まで投じた。相次いで変化を与えて相手を追い詰めた。結局後半の30分に交代投入された選手がゴールを決めた。
後半26分に投入された堂安がゴール前でドイツのキーパー、ノイアーの手に当たって出てきたボールを左足でゴールに押し込んだ。気勢が上がった日本は8分後、逆転ゴールまで決めた。南野がロングパスを受けペナルティボックス右側に切り込んだ後強い右シュートでゴールネットを揺らした。日本ベンチはまるで優勝したかのように一斉にグラウンドに飛び出して喜んだ。ドイツ選手らは4年前の悪夢を思い出しうなだれた。
後半、久保の代わりに入ったのは南野ではなくて、富安。
二点目を決めたのは、南野ではなく浅野です。
南野は後半74分に酒井に代わって投入され、一点目の堂安のシュートにつながるクロスを上げ、アシストしました。
きっと中央日報の記者は、「死の組Eグループ」で日本がドイツに大敗し、「4年前の韓国とは大違い」という記事を用意していたに違いありません。ところが「異変」が起きて用意していた原稿が使えなくなり、大慌てで記事を書いたんでしょう。
韓国のグループリーグ初戦(対ウルグアイ)は今夜です。
もちろん勝ってほしかったけど、内心「よくても引き分け、勝ち点1だろう」と思っていました。前半を見ても、ぜんぜん勝てる気がしませんでした。
しかし後半の選手交代が見事にはまり、終わってみれば2-1の逆転勝ちという嬉しい結果。
2019年のラグービーワールドカップで、日本がアイルランドに勝ってしまった番狂わせを彷彿とさせます。
英語で番狂わせを巨人殺し(Giant killing)というそうですね。これを調べたとき、韓国語では何と言うんだろうと思って探しましたが、ぴったりした表現がなかった。
巨人殺し
今回、韓国が日本-ドイツの番狂わせを韓国の新聞がどういう言葉で報じているか調べてみると、「異変」が多かったです。たとえば、中央日報は、
また異変、波乱のW杯…日本、4年前の韓国のようにドイツを倒す
この記事で、前回大会で韓国がドイツを破ったことを知りました。もっともこのときはドイツも韓国も一次リーグで敗退したため、日本ではあまり話題にはならなかったようです。
それにしても記事内容がひどい。間違いが多いんですね。
試合の流れは後半戦に変わった。日本の森保監督は後半開始と同時に交代カードを切った。久保建英(ソシエダ)をはずし南野拓実(モナコ)を投じた。11分後には長友佑都(FC東京)に代え三笘薫(ブライトン)と浅野拓磨(ボーフム)を投入した。後半26分には堂安律(フライブルク)まで投じた。相次いで変化を与えて相手を追い詰めた。結局後半の30分に交代投入された選手がゴールを決めた。
後半26分に投入された堂安がゴール前でドイツのキーパー、ノイアーの手に当たって出てきたボールを左足でゴールに押し込んだ。気勢が上がった日本は8分後、逆転ゴールまで決めた。南野がロングパスを受けペナルティボックス右側に切り込んだ後強い右シュートでゴールネットを揺らした。日本ベンチはまるで優勝したかのように一斉にグラウンドに飛び出して喜んだ。ドイツ選手らは4年前の悪夢を思い出しうなだれた。
後半、久保の代わりに入ったのは南野ではなくて、富安。
二点目を決めたのは、南野ではなく浅野です。
南野は後半74分に酒井に代わって投入され、一点目の堂安のシュートにつながるクロスを上げ、アシストしました。
きっと中央日報の記者は、「死の組Eグループ」で日本がドイツに大敗し、「4年前の韓国とは大違い」という記事を用意していたに違いありません。ところが「異変」が起きて用意していた原稿が使えなくなり、大慌てで記事を書いたんでしょう。
韓国のグループリーグ初戦(対ウルグアイ)は今夜です。
韓国語版では、選手名の初出時にはフルネームで書かれていますが、二度目に言及するときには、姓ではなく名で書かれています。2点目を決めたのは原文では다쿠마(タクマ=浅野拓磨)となっていましたが、日本語版の訳者は다쿠미(タクミ=南野拓実)だと勘違いしてしまったのでしょう。