犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

その後の足どり

2009-11-02 22:22:11 | 飲む
 上海ガニを食べたあと,さらに飲みに行ったことは前の記事に書きました。

 すでに家に向かう電車に乗っていたのですが,2週間ほど前,韓国バーで知り合った青年からメールが入った。今晩のご都合はいかがですか。断る理由もないので電車を降りて引き返す。その途中で,別の知り合いからもメールがあり,ちょうどいいので誘いました。

 前回行った,新大久保の「カントンの思い出」に向かいます。しかし,カントンの思い出は週末は大混雑で,本店は1時間半待ち。別館は1時間待ち。それで第二候補の紅味という,やはりドラム缶式の韓国食堂に行き,サムギョプサルを頼んでもう一人を待つ。

 チョウムチョロムを頼んだあたりまでははっきり覚えています。そして,もう一人が到着。2本目のチョウムチョロムを頼んで,ワンシャッ(一気)を何回か繰り返したことも記憶にある。

 しかし,そのあとがいけません。

 2軒目は,WAバーというソウルにも同名のチェーン店がある韓国式バーへ。店長に挨拶したような記憶があるけれど,何をしゃべったかは,まったく記憶がない。

 その後の記憶は,断片的です。「アイ」に行ったような気もする。覚えているのは,乗り換えの駅で,ドアが閉まる直前に目覚め,間一髪で降りたこと。最寄りの駅から歩いたらしいこと。

 あとは,翌日,自宅のベッドの上で,着替えもせずに寝ていました。

 このような記憶喪失の最初の発症は,今から3年遡ります。これは,ブログにも書きました(→リンク)。そのときは,いろんな酒を次から次へ飲んだのが原因だった。

 今回,飲んだ酒を思い出してみると…。

 まず,カニを食べるときに,缶ビール(糖質0),女児紅(紹興酒),天狗舞(日本酒),韓国料理を食べながら,チョウムチョロム(焼酎),生ビール(たぶん)…。

 
翌日,二人からメールがあったので,前の日の私の様子を聞いてみたところ,二人の証言が微妙に食い違う。

 一人の証言によれば,WAバーを出たあと,やはり「アイ」に行き,私は生ビールを半分だけ飲んだとのこと。

 もう一人の証言に寄れば,「アイ」の方向に歩いていったが,「アイ」には入らず,そのまま駅に向かい,帰りの方向が同じなので一緒に乗って,途中駅で先に降りたという。

 どちらの証言も非常に具体的なので,どっちが正しいのか判断できません。不思議なことです。

 そして,そのときの私の様子は,酔ってはいたが,行動も発言も,特別おかしいところはなかったそうな。これは,ソウル時代に経験した何回かの記憶喪失時と同じです。べろんべろんに酔っぱらうとか,眠り込むとかすることなく,ほろ酔い状態で,正常に行動し,無事に家に着いているのに,その間の記憶がまったくない状態。

 行動が乱れることもなく,家にも帰っているんだから別に心配することはないのかもしれませんが,まったく覚えていないというのは気持ち悪いものです。

 これから忘年会シーズンを迎えるにあたり,ほどほどに飲もうかな,少なくともチャンポンはやめとこうか,などと思う次第です。

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2 コメント

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チョウムチョロム (スンドゥプ)
2009-11-05 08:03:38
これがいけないと思います。
私は韓国に行くまえは、「記憶にない」ということはなかったです。
また、帰国後もないです。
特にそれのワンショットは危ないです。
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そういえば (犬鍋)
2009-11-08 13:59:29
いつもチョウムチョロム(やチャミスル)が絡んでいますね。

今後,韓国焼酎とほかのチャンポンは避けます。

ありがとうございました。
返信する

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