写真:埼玉県日高市巾着田の曼珠沙華
マンジュシャゲ(曼珠沙華、彼岸花)の時期が終わった週末に、マンジュ(萬壽)をもらいました。
日本酒「久保田」のいちばんランクが高いやつ。
三女の夫のD(フィリピン人)が、ALTとしての初月給の中から奮発してくれたのです。
この就職先は、今年の初めに私がネットで募集を見つけ、その時は不合格でしたが、「不合格者リスト」に登録されたようで、その後、その自治体のALTに欠員が生じるたびに、追加募集の連絡が来て、三度目の挑戦のときに合格したのでした。
それで、「就職できたのはお父さんのおかげ」だといって、プレゼントしてくれたのです。
つまみは秋刀魚(さんま)。今年は不漁で例年より高いのですが、一尾250円で買ってきました。
これまで、久保田の千壽、碧壽は飲んだことがありましたが、萬壽は初めて。
韓国に住んでいたとき、ある高級日本料理屋に「萬壽」の一升瓶が置かれていました。
値段は100万ウォン(約10万円)。
「頼む人いるんですか?」
「いや、飾りです」
冷やした萬壽を一口含むと、純米大吟醸の芳香が広がりました。
一生無縁かと思っていた酒を飲むことができて、幸せでした。
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