犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

バンコク便り~炙り焼き

2012-10-07 23:37:41 | バンコク便り

 初日の夜は現地の社長(日本人)との会食。例によって和食です。

「最近できた店でね。ぼくも初めて行くんですよ」

 高級そうな店構えの純和風の店。「炙り焼き」の店だそうです。

 炙り焼き?

 炭火焼きのこと?

「お勧めはなんですか」

「しめサバがおいしいですよ」

と日本語の上手なタイ人女性(着物着用)。

 そのほかに刺し身の盛り合わせや焼き鳥や牛タン塩焼きなど、当たり前の品々を頼みました。

「おまちどうさま。しめサバです」

 サバの半身が皿の上にのっている。そして、なんと従業員はバーナーを取り出しました。

 おもむろに、バーナーの火炎でサバを炙り始めます。

(これが炙り焼きか)

 たぶん日本にもあるのでしょうが、日本ではあまり高級店に行かないので、目の前で炙り焼きを実演されたのは初めてです。

 バーナーの炎を充分に浴びせられたサバは、ほとんど焼き魚状態。ちょっと炙りすぎじゃないかと思えるほどですが、脂がのっていて美味でした。

 二次会は、スクンビット・ソイ33にあるカウンターバー。さまざまなシングルモルトウイスキーが揃えてあるお店です。

 残念ながらマッカランカスクストレングスはありませんでしたが、ボウモアカスクストレングス56度をいただきました。アイラ系のやや癖のある名酒。

 日本ではちょっと味わえない贅沢をさせていただきました。


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