犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

アガシとアジョシ

2011-06-08 22:10:39 | 飲む

 東京は池袋に「アガシ」という名前の韓国バーがあります。

 韓国人のアガシ(若い女性)がいるバーで、10人ぐらいが座れるカウンターと、20人ぐらいが座れるテーブル席がありました。なんで過去形かというと、6月1日に移転して、移転後はテーブル席がなくなったからなんですね。

 料金システムがユニークで、時間制の飲み放題。

 30分1000円で、日本の焼酎各種、韓国のチャミスル/チョウムチョロム、マッコルリ、ウイスキー(銘柄不明)なら飲み放題です。ただし、生ビールは最初の一杯のみ無料で、二杯目からは詐欺的価格(1500円)なので要注意。

 つまみは乾き物の4種盛り合わせ。

 カラオケは歌い放題(ただしマイクが空いてれば)。

 一時間でビール一杯、チャミスル1本半を空けて、相当に酔っぱらっても、たった2000円! というリーズナブルなお店です。ただし、アガシと話がはずんでドリンクをごちそうし(一杯1500円!)、だらだらと二時間も飲んだりすると、5000円を越えてしまいます。短時間で切り上げる意志の力が必要ですね。

 震災後は韓国に帰国してしまったアガシが多く、そのかわりに中国人や日本人が入ったので、多国籍バーの雰囲気になりました。

 そして、6月1日の移転以降、料金システムが変更された。

 時間の区切りが30分単位ではなくなったんですね。そして、一時間当たり500円値上げして、2500円。ただ、厨房にはちゃんとした板前がいて、料理メニューが加わったうえに、つまみも乾き物ではなく、ちょっとしたアンジュが出て、おかわり自由なので、まあこの値上げは理解できます。

 しかし、1時間すぎた後の30分単位の延長料金がなくなったのは痛い。いちおう30分延長はあるのですが、30分で2000円で一時間2500円という不条理な設定です。

 席はすべてカウンターになりましたが私は一人か二人で行くことが多いのであまり関係ない。もう一つ、女性料金というのが設定されました。1時間1000円! これは女装していく価値があるかも。

 ところで、移転前の店は、なくなったわけではなく、マッコルリバーに生まれ変わったそうです。

 店員は全員韓国男性(イケメンかどうかは知りません)だそうで、マッコルリ好きの日本人女性に来てもらいたいようです。新大久保地区で、そういう店が人気を集めているということを聞いて、二匹目のドジョウを狙っているようですが、はたしてうまくいくのかどうか。

 店の名前が「アジョシ」であるかどうかも聞き漏らしました。


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