実は、この店は二回目です。
でもずいぶん前のことなので、よく覚えていません。
「お久しぶりですね」
と言われましたが、ママさんもきっと覚えていないでしょう。
「前はどこから流れてきたんでしたっけ」
「たしか江戸川橋のやきとんですよ(→リンク)」
お店は母と娘さんがやっている。
「どういうお知り合い?」
と娘さん。
「韓国駐在中に知り合ったんですよ」
「あら、私、19歳のときに韓国に行ったんですよ」
「いつごろですか」
「確かオリンピックがあったころだから…」
「1988年?」
「そうそう。あらいやだ、歳がばれちゃったわ」
「あの頃は、韓国はずいぶん汚かったよ」
とお母さんが割り込んできます。
「ツアーで行ったんだけどね、私たち以外はみんな男性。で、空港につくと、女が迎えに来てるのよ。みんな、それが目当てだってこと、あとからわかったわ」
「キーセン観光か」
韓国がキーセン観光を国策として始めたのが71年。それまで、外貨獲得の手段として米軍を相手に慰安所(基地村)を開設していたのですが、この年に在韓米軍の3割が撤退してしまったため、新たな外貨獲得の手段として考案されたのが、日本人相手の「キーセン観光」だったのですね。
当時、韓国の一人当たりGDPは北朝鮮を下回り、世界最貧国水準でしたから、売春婦を駆り出して外貨獲得に血道をあげていたのです。
80年代後半は、キーセン観光で相手を見つけた日本人男性が「現地妻」を作り、リピーターとして定期的に韓国に渡っていた時代でした。
「私の駐在員の先輩は、韓国はパルパル(88)以前と以後でぜんぜん違う、と言っていました」
ママさん、当時の韓国の様子をいろいろ話してくれたのですが、すでにそのころは三次会の酔いが回ってきて、よく覚えていません。こんど行ったときに、また聞こうと思います。
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韓国では自国の人権侵害については興味がないようで、まともな研究などないから、学術的な根拠は出しようがありませんが...
http://blog.goo.ne.jp/bosintang/e/1f82703a85dfdca15a540819569e4a84
国家による人さらいと監禁は金大中事件が有名ですね。