夏休みの楽しみの一つは甲子園。
どこを応援するかというと…。
普通は地元の代表を応援しますね。
でも今住んでいる埼玉に対しては特別な愛郷心を感じていない。出身地じゃないし、職場は東京で家は寝るだけだし…。そうかと言って出身地の東京はあまりにも広すぎて、東京代表だからといって親しみは感じない。
その点、妻は素直に出身地である島根代表を応援しています。ただ島根代表は弱いのでたいてい一回戦か二回戦で負ける。そうなると同じ山陰のよしみで鳥取代表、それが負けると中国勢というふうに応援の範囲を広げていく。
さて、今年の島根代表は開星。
開星には白根という巨漢投手がいて「山陰のジャイアン」と呼ばれている。春夏合わせて3度目の甲子園で、今年の一回戦は完封勝ち。プロのスカウトから注目されているという逸材です。
二回戦は14日で相手は西東京代表の日大三高。その一戦を翌日に控えた13日の夜、松江にある行きつけのステーキ屋さんで夕食をとりました。お店に着いたとき、まだ第4試合の如水館と柏原の試合が終わっていなかった。この試合、シーソーゲームで9回を終わって4-4の同点。大観衆は大阪代表の柏原を応援するなか、10回の表に如水館が集中打で3点を挙げた。われわれもステーキ屋さんのテレビに釘付け。
試合終了後も話題は自然と甲子園に。
「明日は開星だね」
「島根の人はみんな応援するでしょう」
「でも、選手はほとんど大阪出身じゃないの?」
島根は高校の数が少なくて勝ち上がりやすいので、大阪からたくさんの「野球留学生」が来ている。
「いや、ほとんど島根出身ですよ。今年のレギュラーは」
普段は無口のマスターが、カウンターの内側から口をはさむ。
「エースの白根君はうちのお客さんです。よく食べに来るんですよ」
「へえ、あの体じゃたくさん食べるでしょうね」
ひとしきり、山陰のジャイアンで話が弾みます。
「リトルリーグのときから活躍しててね、本人は巨人ファンなんだけど、阪神に入るらしいですよ」
すでにプロ入りの話が進んでる?
私は知らなかったのですが去年の甲子園では監督の舌禍事件があったり、最終回、あと一歩のところでエラーが出て勝てなかったりで、いろいろあったらしい。
今回は三度目の正直で勝ち上がってほしいものです。
※ 翌日の日大三高戦、われわれの応援虚しく、白根は撃ち込まれ、いったん降板したが、打のほうは4安打の大活躍。6回以降再びマウンドに立ち、激闘の末11対8で敗戦。試合後、「投手でも野手でも」とプロ入りへの意欲を見せたとのこと。
※ ネットで調べたところ(→リンク)、今年の開星野球部に占める県外出身者は3人のみ。最も多いのは青森光星学院の15人(大阪10人、東京2、沖縄3、和歌山1)。
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ちなみに歌は上手いのかなぁ?
正捕手の怪我で急遽二塁からコンバートされたそうです。