LINE飲み会で、韓国料理の食材をたくさん買い込み、一人では消費しきれないので、私の家に知り合いを招いて、家飲みすることにしました。
インドネシア人(元、私のインドネシア語のR先生)と日本人に声を掛けましたが、日本人のほうは体調不良ということで、R先生が別の友人を誘うことに。
「犬鍋さん、Nさんが来られるそうですよ」
「Nさん?」
「犬鍋さんの友だちじゃないですか」
「ああ、Nさんか。でもインドネシアに帰ったんじゃないの」
Nさんというのは、以前インドネシア料理屋さんで知り合って、その後1回食事をしたことがあるインドネシア人の男性です(リンク)。
「今、日本にいるそうです」
「そうなんだ」
「あと、もう一人、私の友だちを連れてってもいいですか?」
(全部で4人か、密集になっちゃうな。ま、窓を開けとけばいいか)
「いいよ。でも、椅子が足りないから、1人はアイロン台に座ることになる」
「ハハハ。いちばん体重の軽い人にしましょう」
全員インドネシア人で、Nさんはムスリム、Mさん(女性)はカトリック、R先生は元ムスリムだけど今は無宗教。
ムスリムは、戒律で、豚肉と酒が禁じられています。
その日、私が用意した韓国料理は、サムギョプサルとプデチゲ(部隊鍋)とチャプチェ(春雨のいためもの)。サムギョプサルは豚肉だし、プデチゲにもSPAMが入っていますから、Nさんは食べられない。それで、彼のためには別に鶏の手羽先を用意しました。
集まったのは5時過ぎ。
犬「まだ明るいから、始められないね。今、ラマダン(断食の期間)でしょう?」
ラマダンの期間は、日の出から日没まで、食べ物も飲み物も摂取しない、断食をおこないます。ラマダンは太陰暦にしたがい、毎年少しずつ時期がずれていきます。赤道付近のインドネシアは、一年のどの時期でも昼と夜の時間があまり変わりませんが、日本のような高緯度地域(?)では、昼が長い季節にラマダンがぶつかると、断食の時間も長くなり、辛い、という話を聞いたことがあります。
R「Nさんは、断食してないんですよ」
N「コロナだから、断食しなくていいって、国から正式に発表があったんです」
犬「レバラン休暇も延期になったんだよね」
レバランというのは、ラマダンの後のイスラム教のお祭りで、連休になり、多くの人が帰省します。
N「たしか9月だったかな」
M「7月じゃない?」
R「ハハハ、みんな日本にいるからわからないんだ」
Nさんは、アルコールは一切ダメなので、持参したオレンジジュースを飲んでいます。
カトリックのMさんと、ムスリムをやめたR先生は、酒も豚もOK。ビール、ワイン、チャミスル(韓国焼酎)などを次々に空けます。
犬「Nさんは、インドネシアに帰ったと思ってた」
N「はい、一度帰りました。でも、今年の2月にまた来たんです」
R「特別技能実習生だって」
R先生は、技能実習生の日本側の受け入れ期間で働いているので、このあたりの事情には詳しい。
犬「前と同じ職種?」
N「会社も同じです」
大阪にある、自動車の部品工場だそうです。
犬「まじめだから、気に入られたんだね」
料理もあらかたなくなり、そろそろお開きに。
R「韓国料理、おいしかったです!」
犬「今度はハラル料理に挑戦してみようかな」
N「よろしくお願いします!」
緊急事態宣言下、やや不安もありましたが、とても楽しい家飲みでした。
インドネシア人(元、私のインドネシア語のR先生)と日本人に声を掛けましたが、日本人のほうは体調不良ということで、R先生が別の友人を誘うことに。
「犬鍋さん、Nさんが来られるそうですよ」
「Nさん?」
「犬鍋さんの友だちじゃないですか」
「ああ、Nさんか。でもインドネシアに帰ったんじゃないの」
Nさんというのは、以前インドネシア料理屋さんで知り合って、その後1回食事をしたことがあるインドネシア人の男性です(リンク)。
「今、日本にいるそうです」
「そうなんだ」
「あと、もう一人、私の友だちを連れてってもいいですか?」
(全部で4人か、密集になっちゃうな。ま、窓を開けとけばいいか)
「いいよ。でも、椅子が足りないから、1人はアイロン台に座ることになる」
「ハハハ。いちばん体重の軽い人にしましょう」
全員インドネシア人で、Nさんはムスリム、Mさん(女性)はカトリック、R先生は元ムスリムだけど今は無宗教。
ムスリムは、戒律で、豚肉と酒が禁じられています。
その日、私が用意した韓国料理は、サムギョプサルとプデチゲ(部隊鍋)とチャプチェ(春雨のいためもの)。サムギョプサルは豚肉だし、プデチゲにもSPAMが入っていますから、Nさんは食べられない。それで、彼のためには別に鶏の手羽先を用意しました。
集まったのは5時過ぎ。
犬「まだ明るいから、始められないね。今、ラマダン(断食の期間)でしょう?」
ラマダンの期間は、日の出から日没まで、食べ物も飲み物も摂取しない、断食をおこないます。ラマダンは太陰暦にしたがい、毎年少しずつ時期がずれていきます。赤道付近のインドネシアは、一年のどの時期でも昼と夜の時間があまり変わりませんが、日本のような高緯度地域(?)では、昼が長い季節にラマダンがぶつかると、断食の時間も長くなり、辛い、という話を聞いたことがあります。
R「Nさんは、断食してないんですよ」
N「コロナだから、断食しなくていいって、国から正式に発表があったんです」
犬「レバラン休暇も延期になったんだよね」
レバランというのは、ラマダンの後のイスラム教のお祭りで、連休になり、多くの人が帰省します。
N「たしか9月だったかな」
M「7月じゃない?」
R「ハハハ、みんな日本にいるからわからないんだ」
Nさんは、アルコールは一切ダメなので、持参したオレンジジュースを飲んでいます。
カトリックのMさんと、ムスリムをやめたR先生は、酒も豚もOK。ビール、ワイン、チャミスル(韓国焼酎)などを次々に空けます。
犬「Nさんは、インドネシアに帰ったと思ってた」
N「はい、一度帰りました。でも、今年の2月にまた来たんです」
R「特別技能実習生だって」
R先生は、技能実習生の日本側の受け入れ期間で働いているので、このあたりの事情には詳しい。
犬「前と同じ職種?」
N「会社も同じです」
大阪にある、自動車の部品工場だそうです。
犬「まじめだから、気に入られたんだね」
料理もあらかたなくなり、そろそろお開きに。
R「韓国料理、おいしかったです!」
犬「今度はハラル料理に挑戦してみようかな」
N「よろしくお願いします!」
緊急事態宣言下、やや不安もありましたが、とても楽しい家飲みでした。
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