犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

新型コロナで悲喜こもごも

2020-06-26 23:31:36 | 大阪暮らし
 大阪は新型コロナがほぼ収束したので、飲食店の営業時間も旧に復した店が多い。

 私も、久しぶりに家の近くのカフェに顔を出しました。

 この店は5月の間、昼のランチだけの営業で、夜は閉店していましたが、6月の第二週から夜の営業を再開、先ごろ、営業時間も夜11時まで延びました。

 その日は客の入りもまあまあ。

犬鍋「大変だったね」

店長「そうですね。でも、昼は開けてましたから」

犬「ランチは利益率が悪いでしょう。やっぱり、酒を売らなくちゃね」

店「潰れなかっただけでもよかったです。休業要請支援金ももらえるみたいだし」


 従業員はけっこうたくさんいて、それぞれ週2~3回、交代でシフトに入るようです。一人に聞いてみました。

犬「なかなかシフトに入れなかったんじゃない?」

従「そうですね。でも、昼の仕事がありますから」


犬「昼の仕事はコロナの影響なかったの」


従「うちはなかったです。むしろ儲かったかも」


犬「どんな仕事?」


従「医療関係の卸です。薬とか、注射器とか」


犬「そりゃ需要あるね」


従「社員さんには臨時手当が出たみたいです。私は派遣だから関係ないけど」


 コロナでかえって儲かったところも一部にはあるようです。飲食店でも、テイクアウトが中心の店なんかは売り上げが上がったらしい。KFCは4月の売り上げが前年比33%増だったというニュースもありました。

 新大阪は、インバウンド需要からか、2025年の大阪万博を見込んでなのか、2~3年前から、ホテルの開業ラッシュでした。1年間に6~7棟のホテルがオープンするというハイピッチ。

 ところがそれをコロナが直撃。外国人観光客はほぼゼロ。いつもなら、春の甲子園関連で、出場校やその応援団で予約がいっぱいなのに、今年は大会中止でオールキャンセル。4月、5月は休業していたホテルも目につきました。

 中でも、今年1月にオープンした、32階建てのWBFホテルは悲惨でした。親会社が巨額の負債を抱えて倒産。どこかに買い取られるもようです。

 悲喜こもごもです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国語の辱説(罵り言葉) | トップ | 新型コロナで一人勝ち »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大阪暮らし」カテゴリの最新記事