日本語でブタの鳴き声は,ブーブー。
実際の鳴き声を聞いても,「ブーブー」以外には聞こえません。
しかし,韓国語では
クルクル 꿀꿀
どーやったら「クルクル」と聞こえるのか? 不思議です。
じゃあ,英語ではどうなっているかというと,
oink
オインク?
オイ,コラ,ふざけてるのか!
げに擬声語は不可解です。ソシュールの言うところの「言語の恣意性」を実感してしまいます。
ところで,今年も餅を喉につまらせて亡くなる老人のニュースが報道されています。養老孟司先生の著書『からだを読む』(ちくま新書、2002年)によれば,ブタが正月の残飯を食っても,けっして餅を喉につまらせない,ということです。
なぜなら,ブタの場合,呼吸をするときの空気の通り道(気道)と食べ物の通り道(食道)が完全に分離しているから。
そもそも,気道と食道が微妙に交錯し,まかりまちがうと食べ物が気管支に入って窒息してしまうような動物は,人間以外にいないそうですね。
特にブタの場合,鼻→気道と口→食道がまったく違う管になっているらしい。したがって,「ブタが鳴く」のは,口から吐息とともに鳴くのではなく,「鼻を鳴らす」わけですね。
まあ,こういう理屈を知ったところで,「ブーブー,クルクル,オインク」の謎は解けないのですが。
実際の鳴き声を聞いても,「ブーブー」以外には聞こえません。
しかし,韓国語では
クルクル 꿀꿀
どーやったら「クルクル」と聞こえるのか? 不思議です。
じゃあ,英語ではどうなっているかというと,
oink
オインク?
オイ,コラ,ふざけてるのか!
げに擬声語は不可解です。ソシュールの言うところの「言語の恣意性」を実感してしまいます。
ところで,今年も餅を喉につまらせて亡くなる老人のニュースが報道されています。養老孟司先生の著書『からだを読む』(ちくま新書、2002年)によれば,ブタが正月の残飯を食っても,けっして餅を喉につまらせない,ということです。
なぜなら,ブタの場合,呼吸をするときの空気の通り道(気道)と食べ物の通り道(食道)が完全に分離しているから。
そもそも,気道と食道が微妙に交錯し,まかりまちがうと食べ物が気管支に入って窒息してしまうような動物は,人間以外にいないそうですね。
特にブタの場合,鼻→気道と口→食道がまったく違う管になっているらしい。したがって,「ブタが鳴く」のは,口から吐息とともに鳴くのではなく,「鼻を鳴らす」わけですね。
まあ,こういう理屈を知ったところで,「ブーブー,クルクル,オインク」の謎は解けないのですが。
ものすごい精巧な、かつ危険な行為を日々しているんですよね。
豚の気管が独立しているのは嗅覚の発達と関係あるのかもしれません。
私は豚が鳴くとき「ブーブー」とは聞こえません(笑)きっと万人が違う音に聞いているものを、平均化した暗号みたいなもんなんでしょう。
>嗅覚の発達
豚に探させるのはトリュフでしたっけ。
フランス語は「グロワ、グロワ」で「クルクル」にちょっと近いかも。
それにしてもオインクは謎だ。