香港に行ってきました。
2泊3日の業務出張で,初日は夜到着なので夕食は機内食。初めてキャセイ航空に乗りました。
エコノミー席の設備もよく,映画がたくさん用意されていましたが,残念ながらほとんどが中国語と英語。
隣の席では東洋系の若い女性が二人でおしゃべりをしています。聞くともなく聞こえて来る言葉は,タイ語ではないし中国語でもなさそう(中国語はよく知らないが)。広東語? 上海語? ベトナム語? でも,途中で,ところどころわかる単語があることに気づく。
(あっ,韓国語だ!)
こんどは耳をすまして聞くと,ひどい慶尚道なまりのかかった韓国若者言葉。断片的にしか聞き取れません。
私はまず「フラワーズ」を見終わったあと,まだ時間があるのでもう一本見ようかなと,メニュー画面をいじっていました。そのとき,隣のアガシが見ている画面が気になった。サッカーの場面でした。
メニューをさがすと,「裸足の夢」という韓国映画。
韓国のサッカー選手が東チモールでサッカーチームを指導するというような映画です。チャンネルを合わせてと,映画はもう終わりかけ。
東チモールの少年たちが,日本のチームと試合をしている。
(なぜ日本?)
実況アナウンサーの韓国語から,東チモールと日本では実力がぜんぜん違っているらしいことがわかる。実際,試合も2-0で日本がリードしている。
ところが,後半戦も残り時間が少なくなったとき,東チモールが1点をあげる。そして,終了間際,日本選手が反則をおかし,PKが与えられる。ここで決めれば同点においつく。
しかし,シュートは弾かれる。そこで得たコーナーキック,一度は弾かれたボールを主人公の少年が見事にシュートを決める。
結局,延長戦の末,東チモールが歴史的勝利を収めて優勝。
面白かったので,もう一度最初から見始めたところで,飛行機は香港についてしまいました。
冒頭の何十分かのストーリーは…
ある韓国のサッカー選手が,引退後,まともな仕事がないので海外で一旗あげようと東チモールに乗り込む。そこでいろんな詐欺師に有り金をすべて巻き上げられてしまう。
そんなとき,貧しい少年たちが,空き地でサッカーをしているのを目にする。そしてその足はすべて裸足。それを見た主人公は,東チモールでサッカーシューズを売ることを思いつく。しかし,東チモールは独立後の貧困の最中にあり,外国製のシューズを買えるような人はいない。それでしかたなく,子どもたちにシューズを貸与し,小銭をもらうということを始める。
いつしか,子どもたちのサッカーを指導するようになり…
というところで,時間切れ。たぶん,その後,主人公は東チモールでサッカーチームを作り,血の滲む練習の結果,国際大会に出場を果たす。そして,大会の決勝戦で,日本を打ち負かす…。
韓国人に受けそうな,よくできた映画だと思いました。
ところが,帰国後,調べてみると,これは実話なんだそうですね。
その撮影に立ち会った在東チモール大使館の方の文がありました(→リンク)
実際に,韓国の韓国に率いられた東チモール小学生チームは,広島で開かれたリベリーノカップという国際大会で,2004年,2005年,連覇を果たしているそうです。
日本では公開されていないようですが,できれば全編通じて見てみたいと思わせる映画でした。
2泊3日の業務出張で,初日は夜到着なので夕食は機内食。初めてキャセイ航空に乗りました。
エコノミー席の設備もよく,映画がたくさん用意されていましたが,残念ながらほとんどが中国語と英語。
隣の席では東洋系の若い女性が二人でおしゃべりをしています。聞くともなく聞こえて来る言葉は,タイ語ではないし中国語でもなさそう(中国語はよく知らないが)。広東語? 上海語? ベトナム語? でも,途中で,ところどころわかる単語があることに気づく。
(あっ,韓国語だ!)
こんどは耳をすまして聞くと,ひどい慶尚道なまりのかかった韓国若者言葉。断片的にしか聞き取れません。
私はまず「フラワーズ」を見終わったあと,まだ時間があるのでもう一本見ようかなと,メニュー画面をいじっていました。そのとき,隣のアガシが見ている画面が気になった。サッカーの場面でした。
メニューをさがすと,「裸足の夢」という韓国映画。
韓国のサッカー選手が東チモールでサッカーチームを指導するというような映画です。チャンネルを合わせてと,映画はもう終わりかけ。
東チモールの少年たちが,日本のチームと試合をしている。
(なぜ日本?)
実況アナウンサーの韓国語から,東チモールと日本では実力がぜんぜん違っているらしいことがわかる。実際,試合も2-0で日本がリードしている。
ところが,後半戦も残り時間が少なくなったとき,東チモールが1点をあげる。そして,終了間際,日本選手が反則をおかし,PKが与えられる。ここで決めれば同点においつく。
しかし,シュートは弾かれる。そこで得たコーナーキック,一度は弾かれたボールを主人公の少年が見事にシュートを決める。
結局,延長戦の末,東チモールが歴史的勝利を収めて優勝。
面白かったので,もう一度最初から見始めたところで,飛行機は香港についてしまいました。
冒頭の何十分かのストーリーは…
ある韓国のサッカー選手が,引退後,まともな仕事がないので海外で一旗あげようと東チモールに乗り込む。そこでいろんな詐欺師に有り金をすべて巻き上げられてしまう。
そんなとき,貧しい少年たちが,空き地でサッカーをしているのを目にする。そしてその足はすべて裸足。それを見た主人公は,東チモールでサッカーシューズを売ることを思いつく。しかし,東チモールは独立後の貧困の最中にあり,外国製のシューズを買えるような人はいない。それでしかたなく,子どもたちにシューズを貸与し,小銭をもらうということを始める。
いつしか,子どもたちのサッカーを指導するようになり…
というところで,時間切れ。たぶん,その後,主人公は東チモールでサッカーチームを作り,血の滲む練習の結果,国際大会に出場を果たす。そして,大会の決勝戦で,日本を打ち負かす…。
韓国人に受けそうな,よくできた映画だと思いました。
ところが,帰国後,調べてみると,これは実話なんだそうですね。
その撮影に立ち会った在東チモール大使館の方の文がありました(→リンク)
実際に,韓国の韓国に率いられた東チモール小学生チームは,広島で開かれたリベリーノカップという国際大会で,2004年,2005年,連覇を果たしているそうです。
日本では公開されていないようですが,できれば全編通じて見てみたいと思わせる映画でした。
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