「大変! 東大が勝ったよ」
ホテルに帰り、スマホのWifiを接続したとき、LINEに入っていた妻からのメッセージがこのニュースでした。
六大学野球の話です。東大は、2010年の秋、かの早大斎藤佑樹投手から奇跡的な勝利を挙げて以来、足かけ5年、勝利から見放され、連敗記録を更新し続けて来ました。なんと94連敗。不滅の記録です。
それがこの春季シーズンで、法政を相手に勝ったというのですね。
ネットの報道によれば、2回に法政が1点先制、5回東大は相手の暴投で2人が帰って逆転。しかし7回、法政が3点を挙げて万事休すと思いきや、8回、東大は犠牲フライとタイムリー三塁打で同点に追いつきます。延長にもつれこんだ10回表、東大は相手の2連続フィルダースチョイスで2点勝ち越し、裏を0点で抑えて見事に勝利をつかんだのでした。
暴投で2点、連続フィルダースチョイスで2点というのが、いかにも東大らしい点のとり方です。こういう天佑がなければけっして勝てないのでしょう。
実は、この試合に先立つ2週間前、私は妻といっしょに神宮球場で東立戦を観戦したのでした。
土曜日の第一試合、1回にいきなり立教が4点を挙げ、さらに3回に追加点で5-0となった時点で、「今日もだめか」と思ったのですが、その裏、東大がヒットを重ねて2年を返し、さらに7回にも2点を挙げて1点差にまで追いすがったのです。このときの東大応援団の盛り上がりようと言ったら…。
私たちも、ついに歴史的瞬間が見られると、ビールの空くスピードが速まったのですが、結局9回は実にあっさりと攻撃が終了しました。
しかし、その興奮がさめやらなかったので、翌日の日曜日も出掛けて行きました。しかし、この日はまったくいいところがなく、あわやノーヒットノーランかいうような貧打のまま、粛々と負けていきました。
東大ナインの中に、今2年生の娘の同級生がいて、クリーンアップを任されていました。しかし、この日はいいところがなく、守備では、凡フライが太陽光線に入ってみっともない落球(記録はヒット)をしでかしました。
そして、この選手(山田君)が、歴史的な勝利の試合でヒーローになったのです。エラーではない数少ない得点の一つ、タイムリー3塁打を放ったのが山田君だったのです。
きっとこの一打が一生の思い出になることでしょう。
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笑いました。
女子部員はホストクラブに行くんでしょうか。
東大以外の5校は、部費の中からレンタカーを借りて、応援団の器材(旗とか楽器とか)を運んでいたのですが、東大応援団にはそんな余裕は無く、すべて電車で運んでいました。
どんなに応援してもまず勝つことの無い試合のために、毎回毎回それを続けているのです。
応援団には、「伝統の勝利の拍手」という演舞があって、例えば早稲田なら早慶戦に勝ったときに行うような秘技中の秘技、奥義中の奥義なのですが、東大の場合、そんな機会を待っていたら一生披露することができないので、点を入れたときとか、はなはだしくは走者が出塁しただけでも披露していたように思います。
東大応援団といえば「エロごっつぁん」。
上級生が下級生にフーゾクをオゴる、というものです。
応援団は上下関係が非常に厳しいことで有名で、下級生から上級生に話しかけるなど御法度なのですが、なぜか東大には下級生から上級生に「プリーズギブミーエロごっつぁん~♪」と振り付きで歌いながらおねだりすることが許されていたとか……。
20年以上も前の話なので、どれも今は違うかもしれませんが。