ミャンマー語の授業のあとの雑談です(もちろん日本語で)。
「ミャンマーで韓国の評判はどうですか」
「電気製品は日本製にかなわないけれど、ドラマが人気ですよ。」
「どんなドラマですか」
「時代劇もあるけれど、姑が嫁をいじめたりするやつ」
「…」
「韓国のドラマは長いでしょう。1年ぐらいやってます。」
「DVDならどんどん見られるでしょう」
「でも、DVDはテレビの放送が終わってからしか出ないから。みなテレビで見ますよ」
ところで、中央日報にこんな記事がありました。(→リンク)
韓国に嫁いだベトナム女性、韓流ドラマとかけ離れた現実に…
昨年11月基準で韓国に滞在する結婚移住女性のうち24%(4万7000人)がベトナム出身者だ。中国同胞(朝鮮族)を除いて最も多い。過去1年だけでも6586人のベトナム人女性が韓国人男性と結婚した。ほとんどが「成功した国際結婚」へと貧困脱出を夢見る女性たちだ。
…韓流ドラマの中の華やかな生活も彼女たちをあおる。現実とは違うと思いながらも、宝くじに当選するのを期待するような気持ちで荷造りをする。だが夫はドラマの中の主人公とはほど遠い。
2004年147件だった韓国・ベトナム夫婦の離婚は、昨年1992件を記録した。8年で13倍に増加したのだ。離婚にともなう2世問題も深刻だ。
…メコンデルタには混血児が3000人以上いるという主張もある。大多数が台湾・ベトナムの混血だが最近では韓国・ベトナムの混血も増えている。
ミャンマーの乙女たちが、韓流ドラマにだまされて、このような悲劇を生まないことを祈ります。
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