以前、五十歳酒についてはこのブログで紹介したことがあります(→リンク)。
百歳酒という漢方薬入りのお酒に、焼酎を混ぜて飲むやつです。薬罐あるいは専用のプラスチックボトルに、百歳酒と焼酎(チャミスルまたはチョウムチョロム)を一本ずつ丸ごと注ぎ入れて混ぜるのですね。
百歳酒を半分に割るから五十歳酒というわけです。
この前、コリアンバーで二十五歳酒というものの存在を教えてもらいました。
これは百歳酒一本に対し、焼酎二本を混ぜるんだそうです。百歳酒は相当に薬臭いから、1対2でまぜたほうが、臭さが緩和できて飲みやすくなるうえに、安上がりというメリットもあるのでしょう(焼酎よりも百歳酒のほうが値段が高い)。
「でもさあ、それって計算が少しおかしくない? 百歳酒1本に焼酎2本なら、百歳酒が占める割合は三分の一でしょう。だったら三十三歳酒じゃない?」
「でも、韓国では二十五歳酒っていうんですよ」
どうも、一回割ると百歳の二分の一で五十歳、それをもう一回割るとさらに二分の一で二十五歳という計算のようです。1対3で割れば、十二・五歳酒になるんでしょう。
いずれにしても悪酔い必至なので、お勧めはできません。だいぶ前に、こんなこともありました(→リンク)。
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明らかにおかしい数字が会議中出ても、気付くのは日本人ですね。
でも最近の子供の学力では、必ずしもそうでないみたいですね。
その点、韓国はお釣りの計算はほぼ正確ですね。