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ロンドン雑記




このところ天気も冴えない英国南部地方...

昨日のロンドンは最高気温が11度で寒かった。


寒いわ、汚いわ、施設は壊れたまま、故障したまま、インフレだわで、ロンドンはどんどん魅力がない街になってしまう...

例えば小洒落たランチを食べて4万円(アルコールを含まない)、お茶とケーキで1万5千円、ラーメンを食べて9千円(以上2人分)。
ロイヤルバレエのいい席が一席3万5千円(オペラは5万円近い)、展覧会の入場料が5千円、というのは全く賃金上昇に見合わない。怒りしかない。

若い世代が、文化資本を必要としないSNSなどの楽しみに走り、単純に記号を消費し続ける理由はここにもあるのかも。

円安、このままでいいんですか? これは過去数十年の政治のツケですよ。


わたしがロンドンへ出る目的は、バレエ、オペラ、音楽会、美術館の催し、会食、以上! だが、目的のない街歩きも大好きなわたしにとって、これほど魅惑の少ない街は他にない...




話変わり、昨日、ロンドンは騒然とした。

西にあるバッキンガム宮殿のあるベルグラビアで、陸軍軍事演習中の7頭の馬が大きな騒音に怯え、うち4頭が街をテムズ川沿いに東へ暴走したのである。

高速道路で最終的に捕えられた馬は、兵士を振り落とし、サイクリストを巻き込み、2階建てバスやタクシーなどの車両と衝突。

陸軍の馬といえば、容姿もものすごく優れて神々しいほど美しいもの、なんかもう、そうやって人間が動物を使役するのはやめたらいいのに...
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