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Brugge Style
お詫び
ご訪問ありがとう存じます。
年末年始、長期留守にしておりましたため、帰宅後メールの数に仰天、早速迷惑メールを大量に処理いたしましたら、(おそらく確実に)その中に大切な方からのメールが含まれていた...ということが今日になって判明しました(友人の指摘による)。
せっかくのご懇意に対する無礼、ただただ猛反省しております。
今日までにお返事が届かなかった方、それはわたくしの性格の悪さ(悪いけど)から無視したとかいうわけではなく、「ええかげんでてきとーで中途半端」な性分のためです。
どうかもう一度チャンスを下さり、今後何かの機会にはメールを頂戴できますよう、お願いいたします。
新年早々お詫びなどを書いている自分がイヤになります...
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遠い国から来た女
去年、大変優秀な院生の女性とお知り合いになった。
時々彼女と社会分析ごっこをしながら何時間もしゃべるのは最近のわたしの楽しみのひとつである。
少し前のことだが、
Moetさんって本当にきれいだよねと外国人が言う、と彼女が言うので、わたしは当然だよ、と答えた。
こら、今笑たやろ、自分。
なぜわたしがあなた方の失笑を買うようなことをわざわざ書くか考えてみたまえ(笑)。
美女の定義は美醜にあるというよりも、神秘性にあるのである。
誰が見ても文句なしの典型的絶世の美女というのも世間にはいるけれど、そういう女神様にしたってである。
東洋人の型を見慣れていない西洋人には、東洋人が持つ同じ意味での美醜の価値判断は備わっていない。
では何で判断するか。
「謎」をまとっているかどうか、で判断するのである。
どこから来たのか、何歳なのか、プロフェッションは何なのか、どういう理由でここにいるのか、何を何語で考えているのか...判断する人の側で勝手にストーリーを織り上げてくれるのだ。
お手軽なことに世の果てから来た異邦人であるわたしは丸ごと「謎」丸ごと「神秘」なのである。思考を妨げるオリエンタリズム、である。
ここにあってはいけないのは貧相というファクターだけだと思う。
貧相は単なる貧相で、これ謎を生まない。人はたいてい誰かが貧相であるということに興味を抱かないものなのである。
反対に磨かれた靴や、質の良さそうなコート、そういうものはさらに謎を深める。
さらに言えば(わたしにあるとは言わないが)、堂々とした優雅な物腰。
たまに見かける、つまり行動にルーティーンが少なく神出鬼没、というのも重要かもしれない。
そういうわけで都合よく、日本人以外の方々はわたしのことを美女(かもしれない)と勘違いして下さっているのである。
謎は謎のままにしておく方がいいのである。
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家事
久しぶりに本職魂に火がつき、目下猛烈に読書中。
朝娘を送り犬の散歩を終え、午前9時の薄暗さの中でランプの光をたよりに長椅子で本を読み始める。当然途中で夢を見ているかのような睡魔が襲ってくるのでそのまま寝る。目を覚まし、冷えた紅茶を入れ直す。お昼も食べずに学校のお迎えの時間まで読み続ける...
ああなんという幸せ。
電話もかかってこず、アイロンがけも買い物も延期にし、「ママー!」と邪魔をしてくる人も不在で...明日もあさってもこの調子で過ごしたいなあ。
でも本当はアイロンをかけ、床を磨き、皿を元の位置にもどし、人に邪魔されてこそ人生は幸せなのだ。と、思う。
誉められるわけでも、賃金が支払われるわけでも、前進があるわけでもない(3歩進んで3歩さがるのだ、家の中は)、そんな仕事を軽やかにこなすことが。
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frequent traveler
夫を迎えにアントワープ空港に行ってきた。
わたしも夫もこの飛行場を使うのは初めてである。
市街地のつきあたりにかわいらしい看板を出している「国際空港」。娘のプレイモビールの飛行場よりも小さい...バスターミナルかと思ったよ。
と、青空の中にプロペラ機が見え始め、オンタイムにマンチェスターからの便が到着。
夫は出張が多い。そして出張中1日でもオフがあるならあらゆる手段を使って物理的に可能な限り帰宅したがる。1日だけならばホテルでゆっくり寝ていたほうがよろしいんではないか...移動は疲れるし。
昨日も家に18時間程いるだけのために帰ってきたのである(アントワープ着が午前11時でブラッセル発が翌朝9時)。
で、もちろん時間を無駄にはできないから、例えば昨日はすでに魚市場に電話して牡蠣、なじみの肉屋には鴨のマグレの「めっちゃええやつ」、Fの花屋には花を注文済み、またわたしへのサプライズと称し義理母に頼んで某シャンパンを届けさせた。マメヲである。いや、こういうことも仕事のノリでこなしているのかもしれない。
あとは近所に一杯だけ飲みにいって、娘をピックアップし、家でゆっくりするだけの魂胆であった。
ゆっくりて...睡眠時間をのぞいたら10時間もない?
次回は来月ニューヨーク出張時に2日間オフがあるらしい。帰ってきそうで恐ろしい。
この慌ただしさ、夫を持つ方にはきっと分かっていただけると思う。
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