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Brugge Style
Moet郎の屋根に雪ふりつむ。
今週いっぱいマイナス5度6度の日が続く、という予報が出ている。
昨今ではブルージュの気温がマイナス5度まで下がることも珍しい。そういえば今年は雪が降り始めるのも1ヶ月ほど早いな。
今朝の娘の心配事は「寒くなりすぎて雪が凍ってしまったらたまらない」だ。足下が悪くなるからではなく、雪合戦ができなくなるからですよ。
夫は家の前で雪かき。せいぜいがんばりたまえ。
彼はこの週末から太陽を追うように首長国連邦を回り、南米諸国へと行くのだ...うらやましすぎる。
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バッグの中身はマゼンタ色
カメラケースを探している。
カメラメーカーの純正タイプでなく、かわいらしくなく、ブランドロゴ入りのものでもなく、革製で...と探していたら、英国スマイソンにこんなものが。
早速オーダした。スペックを確認もせず。ためらいもなく。
(話題にしたカメラケース、見ることができなくなっているようです。smythonで、他のマゼンタコレクションはご覧になれます。)
鮮やかなピンク...わたしを知る人は意外に思うだろうが(わたしはピンクや黄色の服を着る方だが、イメージとしてはグレーとかベージュとかモスグリーン系の人物だと思う。えっ?違う?もっとおっさんくさい?・笑)、加齢とともにこう色がいいように思えてくるのは生物的になのか、あるいは文化人類学的になのか。
そうして10日ほどして到着したスマイソンブルーの箱をウキウキしながら開けたら、あまりにもそのカメラケースが小さくて驚いたのである。
最近のカメラってこんなサイズがスタンダードなのか?わたしが最近買ったカメラ、もしかしたら初期の携帯電話くらい滑稽に大きいのか?あるいはこのケースはピンクだから夫婦茶碗の妻用茶碗くらいなノリで小さいのか(笑)?
周りに誰もいなかったので「何これ?」と言ってしまった。わたしの感覚では大きめのコンタクトレンズケース?みたいな感じだ。
これからはモノにはサイズがあるということを了解した上でオーダーしよう。普通はみなさんそうするのだろうな...
それで箱をぱたりと閉めて送り返したのだ。
しかし、最近のどんよりと続く曇り空を眺めていると、ああいう鮮やかなピンク色がバッグの中に入っていたらどんなによかろうと思う。
やはり送り返さず、大きい(笑)コンタクトレンズ入れにすればよかった。
ある日わたしのかばんの中がピンク色に染まっても驚かないでね。加齢のせいではなくてベルギーの天気のせい。
マゼンタと言えば、中川勝彦の聖者の群れという歌を思い出す。あるいはパリの駅の名。ある意味でわたしの青春を思い出す色、と言っておこうかな。
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初雪!
ブルージュは昨夜初雪だった。
よく「ブルージュは寒い」と言われるが(事実)、海流の関係で内陸部のブラッセルなどよりも「夏涼しく冬暖かい」のだ。
今年は12月25日も含めて商店街のお店はずっと開店しているらしい(本当かしら)。25日が土曜日だからか。
ブラッセルのクリスマスマーケットで焼栗を買ったら、焼きが足らず半分が生だった...クリスマスマーケットも始まったばかり、ということか。
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怖い
なつかしや、井沢元彦の「逆説の日本史」。
学生の頃、クラスの一部で爆発的に流行り、この本を携えて京都奈良へ行ったものだ。一諸に行った IさんとKさん、お元気だろうか。また語り合いたいですね。
先日、邪馬台国スレを詳しく見ているうちに、無性に再読したくなったので送ってもらったのだ。
邪馬台国と謎の4世紀...ロマンですな。
突っ込みどころ満載なのはこの本の長所と考えるとして、繰り返しが異常に多いのはどう考えても短所であり、かなりイライラさせられるが、話の切り口は断然おもしろいので徹夜で読んだ。
でも、ここに告白しよう。日本の神社に祭られている神様の話を読んでいると、なぜか夜中に立つのが怖くなるのだ。この辺り、小学生の頃から変わっていないわたしの性分である。
ギリシャ神話の神様などは何ともないのに。日本の神様は怖い。
ホラーものなど全然怖くないのに、人の形が怖い。
神社本殿の奥深くに収められ、宙一点を見つめる木像の視線、半開きの唇、これが闇にぽっかり現れたらどれだけ怖かろうと...
うちのナイトホール(寝室と風呂トイレの間にある6畳ほどの無駄スペース)に年中飾ってあるお雛様の方を見るのさえ怖くなる。
チャッキー!
これが臨在感か。それとも不気味の谷現象か。
昨夜は夫が一泊留守だったので、電気をつけたまま寝ました。
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