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Brugge Style
メディアの影響
アントワープのショコラティエ、Del Rayのアイスクリーム。
マンゴー/ココナッツ
木いちご/アーモンド
チョコレート/ヴァニラ
などといろいろなフレーバーがあり、
涼しげで美しく夏のデザートにぴったり。
以前、日本の雑誌に夏のデザート特集として紹介されていて、みんなで「こんなの出てるのね。食べてみいたいねえ」と話していたのだ。友人がわたしたちの訪問にあわせて買っておいてくれた。
ベルギーのチョコレートをはじめ、普段使いしている日用品、雑貨など、日本の雑誌やメディアで紹介されているのを見て、「ああ、これっておしゃれだったのね」と再認識することしばしば。消費情報の逆輸入、という感じか。
日本の方のほうが、ベルギーをはじめヨーロッパのモノやことについて詳しくご存知...という不思議な現象がよくあるのも
日本は広告代理店/雑誌文化が最高に発達しているからか。
裏返すと、モノの売れ具合、人気のほどはメディアでどのように紹介されたかと深く関係している...
この手のビジネス分野、ベルギーではまだ未開拓の地と言えそう。
ベルギー人曰く、ベルギー人はプロモーション下手なんだそうである。
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バーベキュー革命(のつもり)
夏はもう終わり...
とベルギー中が思ったのもつかの間、夏休み最終週はすばらしいお天気がもどってきた!
さて、バーベキュー新メニューをひたすら考案し続けるワタクシ。
わが家のパーティーでは、すでに焼き鳥もエビの串焼きもラム肉のモロッコ風も出したことがあるので、本日のメンツには「野外ブイヤベースはどうか」と夫に持ちかけてみた。
しかし、「バーベキューでするブイヤベース」にふさわしいような大きな浅鍋を持ち合わせておらず、さっそく道具屋筋(プロがお道具を揃えるお店)に探しに行ったが、店頭の最大の鍋は、すでに自宅にあるものよりさほど大きいとは思えず...
そこで目に入ったのがパエリア鍋。
スペイン製で直径1メートル、価格は8ユーロ。安っ!
これならば失敗しても許せるよね、と自分たちにいい聞かせつつ、なぜかわくわくする素敵な鍋を買ってしまった。
....
本番に備えて、パエリア風のリゾットを試みに作ってみたら、熱の伝導がいいのか、あっという間に出来上がり。味も大満足。
結局そこから夫と二人で盛り上がり、今朝は北海の街オステンドの漁港に船からあがったばかりの海の幸を求めに(6時起きで!)...
旬に入ったばかりのムール貝、
手長エビ
ブラック・タイガー
ひらめ
たら
いか
かに
カラフルな野菜...
ブイヤベースの結果は上々であった。ま、スープで煮るだけだし。
味だけではなくて、会話のネタになるのもいい。
(料理中の写真を撮り忘れてしまった...)
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最低(郵便事情)
郵便局から電話があると、これはたいていよくない知らせである(笑)。
娘が9月から一年生なので友人がお祝いを送ってくれたのだが,,,
「小包の引き取り手がないから日本へ返送した」と、電話の相手。
引き取りもなにも、通知が届いてないのにどうやって郵便局に保管されているとワタクシに分かるのか?
「ウチには不在通知も何も入っていなかった!」と反論すると「まあ、普通はドライバーが入れるんだけどね。」だって~。普通って何なの、普通って。
激怒り。
しかし相手は「すでに日本へ送り返したから、どうしようもない」の一点張りで、返送する前に確認の電話をしてはどうなのか、と言えど、
郵便局員「引き取り手がなかったから」
ワタクシ「でも通知がないのにどうやって引き取れるの?」
郵便局員「それはドライバーが...」
と、まるで子どもを相手にしているよう。
おまけに税金が150ユーロも掛けられていたそうである。
友人のせっかくの心遣いが水の泡になってしまったこと、毎度のいい加減な仕事、税金の馬鹿高さ...ひさしぶりに心臓がバクバクするほど怒った(現在進行中)。
もちろんこれから郵便局へねじこみに行くつもりである。
こちらに理があっても、彼らの対応はいつも「でもあなた、そんな風にクレームを付けて、ベルギーの郵便事情が変わるとでも思ってるの?」的で怒り倍増、健康に悪そう、いいことなし、なのだが、ワタクシは黙っていられないのである。
あらゆる名目で、いくら税金を払っていると思っているんだ...
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侵入者
観光都市ブルージュ...
旧市街内部、人口1万2千のこの小さな街に年間どのくらいの観光客が訪れることか。
さて。
わが家はマルクト広場から3筋ほど入ったところにあり、鐘楼の時計で何時か分かるほど観光スポットとは近距離だが、住宅街で昼夜とっても静かである。
とは言え、散策中や迷い込んでしまった観光客と顔を合わせることもしばしばである。
公共建築物だけではなく、何百年も前から建つ民家にも凝ったデザインのものが多いので、住宅街への散策はオススメなのだが...
わが家の玄関は通りに面していず、家屋の横の石作りのアーチをくぐり、小道を通って(鉄の門あり)表玄関に到着する。
普通、門とインターフォンがあればそこから先は私有地、というのは明らかなはず。しかしその鉄の門を勝手に開けて入ってくる輩の多いこと!
わたくし「御用ですか」
侵入者A「あ、お庭のお花がきれいだったから」
同B「ごめんなさい!」
同C「...(無言)」
時には石のアーチの下で、お弁当のサンドイッチをひろげる人(!)花を手折る人(花泥棒に罪はないって?!)庭にこっそり入ってくる人まで!
普通、私有地に勝手に入ってくるなんてしないはずである。ブルージュのなにが人をそうさせるのだろうか。ディズニーランドのようなテーマパークだとでも思っていらっしゃるのだろうか(笑)?
ブルージュは観光地だが、個人宅は一般に開放されていません(笑)。
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モノ
お客さまから頂戴した、これ、花瓶。
ベルギー人の彼女は、変わったデザインのものや珍しいものでわたしを驚かせようと、いつも行く先々で物色してくれているそうである(笑)。
水を入れるのは、くりぬかれた石の部分2センチの深さ。茎はスタンドにとりつけられた輪で支える。黒に近いカラー・リリーがデザインにぴったりで素敵...
こういった「やられた!」的発想のもの、あるいは単なる日用品でも家の中に置いてインテリアの邪魔にならない、そういうモノがヨーロッパには多い...かな。
日本のものは伝統工芸品の中に「やられた」要素が多いような気がする。
そしてもちろん質が良くて、かゆいところに手が届くもの作りは日本の十八番。あ、それから既存のものをどんどん改良していく技術。
どんなスタンスであれ「どう?これ!すごい思いつきでしょ?」という作者の思いが伝わってくるモノは楽しいし、使う側も大切にしたくなるのである。
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