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Brugge Style
国境の街 トリエステ
ユーゴスラビア時代に列車で何度か通過したことのある街トリエステに初めて来た
国境の街にはスロベニアやオーストリアの車が多く走り
スラブ系の言語を話す人も、ドイツ語を話す人も多い
レストランのデザートにアップル・シュトゥリューデルがあったり...
国境の街は賑やかで色彩豊かでありながら
にじみ出る最果て感が
なんとも寂び寂び
最高のベリーニとロッシーニはこの街の素敵なホテルのバアで飲んだ
(ヴェネツィアのはクオリティも値段も論外)
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storia di venezia
(フライングで)
暑中お見舞い申し上げます。
......
できるだけ涼しげな写真を選んだが
先週末から訪れているヴェネツィアも
おでこが発火しそうなほど暑い。
シロッコと
ニーチェ的アポロ対ディオニソス「美」の探求に追い込まれ死んだ
アッシェンバッハ教授の気持ちがひどくよくわかるような気が...
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野鳩の聖母
ブルージュ、旧聖ジョン病院(Oud Sint-Janshospitaal)ファサードの
マリアさまと赤ちゃんのイエスさま。
マリアさまの王冠の中には住人が...
野鳩が巣を作っているのだ。
巣の作成に集められた木枝がはみ出し、親鳥の尾がはみ出し、
卵を温めているのだろうか、
黒い瞳でこっちを見つめるがずっと動かない。
王冠が巣というのも素敵だが
さらに素敵なのは、
マリアさまに抱かれたイエスさまが、
鳩の巣を子供らしい好奇心で見つめているようで
「野鳩の聖母」と勝手に名付け
わたしの中ではブルージュの新名所となった。
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ブルージュの短い夏
一昨日からまたブルージュに来ている。
ブルージュの短い夏を求めて!
今日はかなり落ち着いたが、連日30度以上。
夜は10時を過ぎても明るい街のそぞろ歩き。
レストランのテラス席での夕食。
ついにブルージュの三ツ星De Karmelietが閉店するので
(同じ通りにより小さい規模で再出発予定)
名残を惜しんだ。
カルメリット、あと2ヶ月のうちにブルージュに来られる方はぜひ!
どのテラス席に座ってお茶(断酒中なので)をするか悩むのも楽しすぎる。
今朝は通りに面したテラスに座ってダラダラとコーヒーを飲んでいると
真っ白の麻の上下を着てパナマ帽をかぶった老婦人が、
藤の買い物かごを下げて、その日のパンを買い求めに来、
オレンジ色の肌をした地元の若い人たちが自転車で疾走し
(ブルージュの男の子が100倍かっこよく見える)
美しい色のサンドレスでおしゃれした老マダム二人が
地元方言で大声でゴシップ話をしながら通り過ぎ
馬車が観光客を乗せてパカパカ乾いた音を立て
隣の席のカップルは、運ばれてきたコーヒーに歓声をあげて
(ブルージュではお茶には必ずお菓子が付いてくるのである)
写真を撮っていた。
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英国の短い夏
英国にもついに夏到来!
待ちわびた短い夏!
サリー州、今日は30度、明日は34度!
今朝、車で通りがかったサリー丘陵の村では
花柄のサマードレスを着て麦わら帽子をかぶった老婦人方が、
簡易椅子やバスケットを抱え
これからピクニックか
うちの庭では
ずっとくすぶっていた薔薇が
一気にヴァニラ・クリーム色の花を咲かせ
薔薇とレモンを混ぜたような芳香を放っている
(今夜のデザートは薔薇とレモンのソルベに決定)
どちらもイングリッシュ・ローズ、英国の夏...
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