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Brugge Style
昼と夜、夕暮と曙
わたしの下手くそな説明なぞ不要かと思うが、フィレンツェ、メディチ家礼拝堂内部の霊廟を飾る、ミケランジャロ傑作の一つ「昼と夜」「夕暮と曙」。
写真上の左が夜で右が昼。
年末にふさわしいと思うのは、この四体の彫刻が「世界」の象徴でもあることだ。
(つまりメディチ家が支配すべき「世界」の寓意的暗号...なのだろうが、それは無視)
昼と夜が入れ替わり、夕暮れがあるからこそ曙が訪れる。
写真の左が曙で、右が夕暮。
冬が来て春がやってくる。
古い年が終わり、新しい年が始まろうとしている。
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クリスマス・イヴの空はマドンナ・ブルー
わたしたちが到着した時はすでに終了していた。
今年はブルージュでもマッピングをしていたし、流行りなのかしら。
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12月のプラム・タルト
ベルギーには美味しいお菓子がたくさんある。
わたしが一番好きなのはプラムのタルトだ。
フルーツのタルト、大好き!
なぜか英国にはフルーツを主にしたお菓子がない。
夏のストロベリー・クリーム(いちごに生クリームをかけるだけなのでケーキじゃない)くらい? 他にはクリスマスの、フルーツのブランデー漬けを入れたプディングとか、ベリーのパンプディングとか...うむ。
ベルギーのプラムのタルトは、薄いパート・ブリゼにプラムのジャムを塗り、プラムをぎっしり乗せて焦げつくまで焼き、シナモンと粉砂糖をふる。
先日イングランドのスーパーマーケットでプラムが安かったので(今、旬なの? 夏だと思っていた)、二つのレシピを参考にして焼いてみた。が、水分が多め、プラム少なめの薄い仕上がりで、わたしが好きなタイプとは違った。
そこで昨日は、砂糖とレモンと塩で一晩マリネしたプラムから出るジュースを飴状になるまで煮詰めてみた。
これを焼き上がったパートブリゼにジャムとの二層で塗る。
わたしの好みでプラムを倍量以上使った。1.2キロ(パイ型20センチ)。
大成功!
好きな味!
今年の重陽は遠に過ぎてしまったが、来年は菊に見立てて重陽の節句を祝うことにしよう。
忘れないうちにレシピとコツをメモしなくては。
ないと思うけれど(笑)、もしご要望があればレシピ載せます。
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ロンドンのクリスマス一週間前...
クリスマスまで、あと一週間...
今日明日はクリスマス前最後の週末、おそらくロンドン繁華街は激混みだろうと、昨日金曜日にクリスマス・ショッピングへ出かけた。
ロンドンで買い物なんか久しぶりだ。
娘のリクエストでソーホーでおうどんを食べ、娘は友達に会ってお茶をするためにキングス・クロス駅へ、わたしは逆方向のハロッズ百貨店へ。
ハロッズはロックダウン中に改装を終え、きれいになっていたが、相変わらずあの迷路のような売り場は健在。
セールをしているにもかかわらず、上の階へ行くほど人は少なかった。
インテリアの階で頼んでおいたものを受け取り、婦人服の半額品をうろうろ見て回り、マックス・マーラのアトリエのコートが半額になっているのを試着しているところで娘から連絡が入ったので急いで支払いをし、ピカデリー・サーカスのロンドン最古の書店ハッチャーズで待ち合わせする。
こちらは本のセレクトを見ているだけで軽く数時間が経ってしまうので待ち合わせに最適。
娘がクリスマスプレゼントにと写真集を買ってくれた!!!!
そしてクリスマス用の食料品を求めに同じ並びのフォートナム・メイソン百貨店へ(一番上の写真)。
去年も今頃、ピカデリー・サーカスの華やかなフォートナム&メイソンの写真を取りながら「来年はもうこの騒動も収まっているだろう」と思っていたのだった。
甘かった。
フォートナム&メイソンの店内も、例年より売り物が少ないのは明らかだし(目当てのものはなかった...)、道を隔てたところで営業していた日本の和菓子屋は撤退。
思えばよく買い物をしていたメイフェアのブランド店も倒産。
英国では数日前、去年まだワクチン接種が始まったばかりで感染者が最も多かった1月よりも多い感染者を更新した。
死者数は10分の一ほどに落ちているものの、この数日、数字は毎日増え続けている。
このままではクリスマスはまた去年のようにドタキャンするよう政府が新ルールを出すのではないか...
お正月は南仏とパリで過ごす予定だったのに、フランスは早速英国からのビジネスと観光目的の渡航を禁止にした。
お正月、今年は料理するつもりもなかったのに、どうしよう...
この後はリージェント通りでケーキを食べ、リバティ百貨店の閉店時間前に飛び混んで娘にブーツを買って時間切れ...
そうそう、中華街で肉まんを夜食用に買ってから、もうくったくたになって帰宅した。
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