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夕暮れイスパハンのパリ・ブレスト




昨夜は急に、来週お誕生日を迎えるお客さんをもてなすことになり、猛スピードでピエール・エルメ御大のレシピでパリ・ブレストのイスパハン版を作った。

イスパハンは、薔薇とライチとフランボワーズの組み合わせのお菓子で、わたしはこの組み合わせに目がない。


クリームはクレーム・アングレーズ(カスタード系)とマスカルポーネがほとんど同量、そして薔薇のシロップで作る。
ゼラチン少しでこしをつけて絞り出すのだが、初めて作ったため、どの程度冷やし固めたら絞り出しやすいのか全く見当がつかず、ぎりっぎりの仕上がり。
中にはフランボワーズとライチがたっぷり入っている。
たまたま大粒のフランボワーズ(<イングランドでは旬)が冷蔵庫にあり、マスカルポーネは常備、ライチは缶詰、赤薔薇も咲いているし...ありものでなんとか! 

何年も前に買ってあったケーキ用の花火がこのケーキの雰囲気にとてもマッチしてよかった。

クリームの搾り出しが今後の課題(練習あるのみ)、見た目は今ひとつの仕上がりだが、味は上々、冷たい薔薇のクリームが夏の夜のデザートにぴったりだった。
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