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midsummer dream




英国では、今週月曜日に現行の3回目のロックダウン脱出に向けてのロードマップが示された。

要約すると、「数字が許すならば」、来月3月8日から学校の再開などから始まり、4月には商店やホテル業の一部などが営業開始、5月には美術館や屋内の飲食サーヴィス業、規模を縮小してのコンサートなどが許可され、そして6月21日には規制のすべてが解除される予定だ。

6月21日夏至。
正真正銘、夏の始まりである。


前の2回のロックダウンは、入るのは遅すぎ、出るのは早すぎと判断を誤ったため、人命も経済にも大打撃を与えたとして、今回は慎重である。

その一方で、ワクチン接種が進んでおり、50歳以上は4月15日までに、18歳以上は7月末までに少なくとも一回の摂取が受けられる予定になっている。

多くの人の関心ごとである海外旅行に関しては、今後も数字を見ながら決めていくとの発表であったが、この翌日には夏休みの海外旅行の予約件数が前日の500%から600%に伸びたそう。

その気持ち、分かるよ、分かる!

しかし、なぜ人が殺到することが分かりきっている翌日に? みなさん慎重なのかしら。

ちなみに英国からのダントツ人気の旅先は、例年と変わらず、スペイン、ギリシャだとか。
スペイン、ギリシャ...魅惑的だ。


うちなんか...最近は妄想だけを食って生きているので、プランA、B、Cまで決定済み、予約済みだ。

前にも書いたがプランAはエジプト18日間。
娘のじっくり見て回りたいとの希望による。一年で最も暑い季節ゆえ、また、アフリカ方面の新型コロナの状況は読みにくいので、

プランBはインドネシア18日間。
こちらは娘にアマンダリを見せたいというわたしの希望でホテル滞在目的の旅だ。バリ島の山中のAmandariと海辺のAmankila、ジャワ島ボロブドゥール遺跡近くのAmanjiwo。
しかし、ヨーロッパからの旅行者の受け入れがどうなっているか読めないので、

プランCはローマ14日間。
ロックダウン中、夫と一緒にロンドンのナショナル・ギャラリーの美術史のオンライン講義を受けていて、今週から「バロック」が始まった。
バロックといえばローマ。ローマにじっくり滞在して永遠の都を隅から隅まで見学し、毎食おいしいものを食べ、ローマも猛暑の季節ゆえ気ままに海水浴なんかにも行きたい。
イタリアは今日から美術館・博物館が再開、観光客がゼロなので、システィーナ礼拝堂もウフィツィも、ガラガラでゆっくり堪能できるそう...うらやましくてうらやましくて、ソワソワしてしまう(笑)!!

もしも自分がローマの住人だったら、ロックダウン中でも近所の散歩を楽しんでいるのだろうな、いや、もし2021年の冬にまたロックダウンなら、ローマに引っ越すべきじゃない? とか。

こういう妄想(予約実行班は夫)と、何ヶ月後かに実現するであろう楽しみがなければ、3月8日まですらもやっていられないと思う。

6月は英国も一番美しい季節。ほんとうに待ち遠しい。


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