goo

「心象の金閣」と「現実の金閣」




日本最高。

毎日書き留めておきたいことがたくさんあるものの、時間がない。時間が全く足りない。

今、朝8時台の新幹線さくら号に乗って、西へ向かいつつこちらを書いているところ。姫路を過ぎ、次は岡山。




「心象の金閣」と「現実の金閣」に引き裂かれる溝口の苦悩を、「心象の神戸」と「現実の神戸」の乖離に悩まされるわたし自身に引き寄せてしまう。




先日、予定外に京都へ行ったのは...

今回は夫がレンタカーをするつもりでわざわざブルージュの市役所まで出向いて国際免許書を取得し、意気揚々とレンタカー屋さんへ向かった。

しかし、なんと殺生な。ベルギー発行の国際免許書では日本で運転ができないと告げられたのである。
なんでも日本はジュネーヴ条約、ベルギーはウィーン条約加盟国で互換性がないとのこと。
ではどうやって運転が可能かというと、通常の免許書を日本国内のJAFで翻訳してもらって携帯するのだそう! しかしこの翻訳を取得するのに1週間以上かかるという...
「では空港に到着してすぐレンタカーで目的地に向かうことは、ウィーン条約加盟国の国民はできない、という理解でよろしいですか」と質問したら、「状況によるがまあそういうことです」との返事...

この日は淡路島へ行くつもりだったの...

予定変更を強いられ、夫が「金閣寺と銀閣寺を拝観したことがない」と言うので、急きょ向かった。


車窓からぼんやり外を眺めるのが好きなのでこれにて失礼。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

極楽浄土に夜は来るのか




「若し至心に西方に生まれんと欲する者は、先ずまさに一の丈六の像池水の上にいますを観るべし」


友人夫婦にお誘いいただいて、平等院を夜間特別拝観できた。阿弥陀如来を観想する、すばらしい体験となった。

「千年前、誰も想像さえしていなかった夜の平等院」というキャッチフレーズ。「望月の欠けたることもなし」藤原氏でさえ、救いの光を求めずにはいられなかった、と。




上はわたしが撮ったもの、下は夫が撮ったもの。

観想も人ぞれぞれなのか。


紅葉も最後、夜の宇治はすてきだった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »