コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

抱える 放す

2010-04-15 09:35:01 | 親子コミュニケーション・Light
息子の学校でPTA役員になり、いろいろな作業のお手伝いにいっています。
いやぁ、みなさん大変なお仕事を裏方としてがんばっておられます。

作業をしながら、それぞれの子育ての話が聞けたりします。
同じ年代の子どもを育てる人たちの話が聞けるのはとても楽しいですね。

おそらくPTAの役員をされる方々は、ほとんどはそれまでされていた旧役員さんたちとつながりがあって、誘われたり頼まれたりして活動されていると思います。
つながりがある…結局的に活動される…
そういう人たちは自分の抱えてる疑問や問題を、小出しにしながら放せる。
つながりがあると聞いてくれる人がいるんですよね。

一方で、目の前にある名簿を見ていると小さな学校でも多くの子どもがいる…ということは子育てしてる親がいるんですね。
今日は学級委員選挙の名簿作成でしたが、やはりこのご時世働いている親が多く、学校の役はなるべく当たりたくないという思いがあるようです。
そうやって忙しくされていると、他の親とのつながりも少なくなったりする。
小出しにすれば軽くなる問題も、一人で抱え込むと重くなってくるでしょう。

まだ新米役員なんで、まずは必要な役割をこなすのが前提ですが、カウンセリングを学んで、いろいろと受けることが出来るようになってきた今、この役割を引き受けるという”流れ”に乗って、何か出来ることは無いかなと思ってます。

おりしも、連日のように「虐待」のニュースが飛び込んできます。
ほんとうか嘘か分かりませんが、みな「虐待してはいない」と言います。
そんな気持ちが無くても、虐待と言う行為をしてしまっているのならば…
抱えているものを放すことで、何かが変わってくると思います。

社会問題の解決なんて大それたことは出来ませんが、縁あって出会った目の前のお一人お一人くらいなら、思いを話す…重いを放す…そのお手伝いは出来るかなと。


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