コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

新たな展開と振り返り ~PTA会議と真カ研月例会3月~

2010-03-19 05:05:31 | 真宗カウンセリング

いろいろブログに書きたいネタが山積みの中、自分の身体を休めることに専念する中(ようは眠気があるときや遊びたいときに、そっちを優先してるだけ)木曜日に二つの予定が重なった。
ひとつは子どもが通う小学校のPTAミーティング、もうひとつは真宗カウンセリングの月例会。

保育園時代に役員をご一緒していた方々が多くPTA役員をされていたご縁で、来年度のPTA役員にお誘いいただいた。
まぁ、すでに卒業して高校生になっている長女の時代から、すでに11年お世話になっているし、一番下は今年度入学したところであと5年はお世話になる…1学年二クラスしかない小さな学校だから、いつかは回ってくるのも当然だし、ここはお手伝いさせていただこうと。
また、このブログで展開してる「親子コミュニケーション」に関することを分かち合っていくことで深めて行きたいし、新たな刺激をもらう機会にもなるだろうなという欲もある。
同時に、実績として今後への人脈作りができればといういやらしい心も。
「仕方なくいやいややらされている」というよりは、いろいろ自分への見返りを感じられることはいいんじゃないかと…ね。

今回は新役員と継続して役員をされる方との顔合わせと、さまざまな行事などの説明、あとは役割分担。
事前に日程をいろいろご相談いただいていたが、他の方の都合などもあり月例会と見事にバッティング。
なので、自分の役割が決まった時点で失礼して早退。


ということで、真カ研の月例会に遅れて参加。
今月は1年間進めてきた論文輪読の最終回で、一度担当者を決めて最後まで進めてきたので、出来るところまで読み返して分かち合っていくということ。
到着したときは各自のチェックインが終わって、ちょうど最初の章を読み始めたところ。
ひとこと今の気持ちを話する機会は逸したが、論文輪読は最初から入れたのでちょっとほっとした。

一度じっくり読んだ論文も、最後まで通読した後もう一度ふれると、以前とは違った印象に感じられる。
この後に展開されることへの予告編だけなら、こちらが勝手にイメージを膨らませてしまうだけだが、本編を見た後ではその言わんとするところがよく分かる。
もっとも、まだまだ理解は”難しい”。
でも、この論文に出会う前よりは確実に血肉になっている気がする。

さらに、ここ数週間実際に行っている関わりに対して、もう一度大事な礎をもらった気がした。

カウンセラーが動きたい欲求ではなく、クライエントの自らの気付き

そこには、こちら側のカテゴライズや診断、誘導や促しはいっさい必要ない。
動きたくなるのは、早く進行させたかったり結果を求める、周囲やこちら側の都合。

もう一方で、ただ言いたい事を我慢して壁になって聞くことが傾聴ではなく、クライエントが安心して「自分の中の危険な領域」まで自らが進んでいける場と時間を共有するお手伝い。
あらゆる”生まれてくる感情”にたいして、「そのままでいられる」ことができるのが「十分に機能している」ことであり、よいセラピー(カウンセリング)が出来るならば限りなくその状態に近づけるということ。

これらのことを、論文内容や参加者との分かち合いの中で再確認させてもらえた。


様々なワーク・勉強会の実施・相談の実践などを通じて経験し血肉になっていく部分と、それらが勝手に動き回ってしまわないような原点の確認。
机上の理論だけでも、勝手な自己流でもない、学びと実践に私自身が成長させてもらっていることを感じる。


あとは、そんな「受けた刺激」を言葉にするこのブログをもうちょっと更新する時間と気力があればいいんだが…


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