1週間に1件といいながら、久しぶりに勉強法について考えてみる。
その前に、「人間学」「死生学」「グリーフケア」のレポートを書かなければいけないのだが、「書けない」から仕方がない。そう、「書けない病」発動中なのだ!
既に、6,716件の記事を書いているので、重複してしまうことがあればお許し賜りたい。過去の記事をすべて覚えるほど、頭は優れていない。書いたら忘れる方が大半である。
勉強は「コツコツやるべし」という、古くからの民間信仰がある。「コツコツ学習教」というものかもしれぬ。なるほど、その通りである。毎日学習することは尊いし、「継続は力なり」で、「学問に王道なし」である。でも、この論理からすると、長時間勉強しているもの、すなわち、「先発性の有利」「後発性の不利」は、いかんともしがたいものとなる。
ただし、これは、同じ分量の学習を毎日したとした場合である。作業効率(学習効率)が同じとした場合に、上記の「先発性の有利」は覆らないものと言えるのだ。
大学入試だけに限定するものではなく、受験においては「現役1発合格」と「それ以外」に分類される。「それ以外」については、「1回目」「2回目」「3回目」・・・・と回数を増やしていく。しかし、先発性の利益が担保されるなら、先行して学習しているものが不合格になるはずはないのだ。
ここまで、長~く書いてきたのは、自分自身で悟って欲しいからである。「学習は時間である」ということを。毎日コツコツやっていることは素晴らしいのだが、時には、1週間ぶっ通しで毎日15時間学習ってのもありなのだ(できるできないは別にして)。
毎日、30分を200日続けるより、1週間15時間やるほうが勝ることもある。時間の総数からしても、前者は100時間で、後者は105時間である。しかも、コツコツやる際には、意外と、勉強モードに入るロスタイムがかかることに気付いていない人が多い。勉強の環境を整える、以前学習した内容を思い出す、学習モードに切り替える等々のロスタイムが15分もかかってしまえば、実際、1日15分しか学習していないこととなる・・・
以上が、時間だけに限った話。コツコツやったとしても、集中してやったとしても、投下時間の効率が同じと限定した場合、正味投下した時間が勝っている方が強いのだ。
次に、話は大きく変わって、投下時間の効率に関連する話へと切り替える。
「15時間も集中して学習できない!」と言われるかもしれないが、それを支えるのがモチベーションである。「何のために学習しているのか」「何故、自分が学習してるのか」「目標は何か」「将来は何か」等々、人それぞれ、学習の理由がはっきりしているば、学習を続けることは難しいことではない。
逆に、受験に失敗するパターンとしては、予備校や専門学校に行って「時間を潰す」ことを目的にしてしまった場合が多い。とりあえず、時間だけは投下しているので、「やった気分」になってしまうわけだ。
「毎日コツコツ30分」も、毎日継続していることのみに満足し、実際の学習成果をについて「問い掛けない」から、不合格の無限ループに突入し、しかも、学習しているつもりにもかかわらず、不合格になるから、モチベーション低下現象も併発し、ますます、「投下時間」あたりの「成果」が小さくなっていってしまう。
何度も言っているが、学習成果を「時間」で計算するのは非常に危険なことである。特に、目的意識なく学校等教育機関で勉強することは、座っているだけでも「学習2時間」と思えてしまうから特に危うい。「睡眠学習で8時間も勉強しました!」って言うのと同じで、実際の成果はほとんど期待できない。
「1時間学習する」という目標より、「10問問題を解く」といった目標の方が、錯誤を生じさせる可能性が低い。実際、短期で合格している人は、「効果的な問題」を、「可能な限り少なく」マスターして試験に望んでいる。一方で、不合格の無限ループにはまっている人は、「合格には無意味な問題」を中心に、「あやふやな知識を闇雲にたくさん」マスターしたつもりになって、挙句、自滅してしまっている。
「コツコツ時間を掛ける」より、「一気呵成に効果的に」学習する方が、合格という形になることもあるのだ。
その前に、「人間学」「死生学」「グリーフケア」のレポートを書かなければいけないのだが、「書けない」から仕方がない。そう、「書けない病」発動中なのだ!
既に、6,716件の記事を書いているので、重複してしまうことがあればお許し賜りたい。過去の記事をすべて覚えるほど、頭は優れていない。書いたら忘れる方が大半である。
勉強は「コツコツやるべし」という、古くからの民間信仰がある。「コツコツ学習教」というものかもしれぬ。なるほど、その通りである。毎日学習することは尊いし、「継続は力なり」で、「学問に王道なし」である。でも、この論理からすると、長時間勉強しているもの、すなわち、「先発性の有利」「後発性の不利」は、いかんともしがたいものとなる。
ただし、これは、同じ分量の学習を毎日したとした場合である。作業効率(学習効率)が同じとした場合に、上記の「先発性の有利」は覆らないものと言えるのだ。
大学入試だけに限定するものではなく、受験においては「現役1発合格」と「それ以外」に分類される。「それ以外」については、「1回目」「2回目」「3回目」・・・・と回数を増やしていく。しかし、先発性の利益が担保されるなら、先行して学習しているものが不合格になるはずはないのだ。
ここまで、長~く書いてきたのは、自分自身で悟って欲しいからである。「学習は時間である」ということを。毎日コツコツやっていることは素晴らしいのだが、時には、1週間ぶっ通しで毎日15時間学習ってのもありなのだ(できるできないは別にして)。
毎日、30分を200日続けるより、1週間15時間やるほうが勝ることもある。時間の総数からしても、前者は100時間で、後者は105時間である。しかも、コツコツやる際には、意外と、勉強モードに入るロスタイムがかかることに気付いていない人が多い。勉強の環境を整える、以前学習した内容を思い出す、学習モードに切り替える等々のロスタイムが15分もかかってしまえば、実際、1日15分しか学習していないこととなる・・・
以上が、時間だけに限った話。コツコツやったとしても、集中してやったとしても、投下時間の効率が同じと限定した場合、正味投下した時間が勝っている方が強いのだ。
次に、話は大きく変わって、投下時間の効率に関連する話へと切り替える。
「15時間も集中して学習できない!」と言われるかもしれないが、それを支えるのがモチベーションである。「何のために学習しているのか」「何故、自分が学習してるのか」「目標は何か」「将来は何か」等々、人それぞれ、学習の理由がはっきりしているば、学習を続けることは難しいことではない。
逆に、受験に失敗するパターンとしては、予備校や専門学校に行って「時間を潰す」ことを目的にしてしまった場合が多い。とりあえず、時間だけは投下しているので、「やった気分」になってしまうわけだ。
「毎日コツコツ30分」も、毎日継続していることのみに満足し、実際の学習成果をについて「問い掛けない」から、不合格の無限ループに突入し、しかも、学習しているつもりにもかかわらず、不合格になるから、モチベーション低下現象も併発し、ますます、「投下時間」あたりの「成果」が小さくなっていってしまう。
何度も言っているが、学習成果を「時間」で計算するのは非常に危険なことである。特に、目的意識なく学校等教育機関で勉強することは、座っているだけでも「学習2時間」と思えてしまうから特に危うい。「睡眠学習で8時間も勉強しました!」って言うのと同じで、実際の成果はほとんど期待できない。
「1時間学習する」という目標より、「10問問題を解く」といった目標の方が、錯誤を生じさせる可能性が低い。実際、短期で合格している人は、「効果的な問題」を、「可能な限り少なく」マスターして試験に望んでいる。一方で、不合格の無限ループにはまっている人は、「合格には無意味な問題」を中心に、「あやふやな知識を闇雲にたくさん」マスターしたつもりになって、挙句、自滅してしまっている。
「コツコツ時間を掛ける」より、「一気呵成に効果的に」学習する方が、合格という形になることもあるのだ。