こちらも小平の図書館で借りてきた本。
「賢人の勉強術」と銘打った本なので、どんなに凄いのかと思ったところ・・・それほどでもない。和田氏の本はよくお目にかかるし、竹中氏は持論のマトリクス勉強法だし、伊藤氏の書かれた著作もよく読んでいる。池谷氏は脳科学の面からなのでよくわからない。そもそも、記憶することだけが学習ではない。記憶が衰えた分、考え方とか、生き様とか、そういう生活の知恵的なものが有益になることもあるので、記憶で勝負できる歳じゃないですから。
で、もっとも気になったのが藤原氏の勉強術。一番私に近い。「1万時間で自分の可能性を広げる」とか「何事も100を目標にする」とか。ちょっと、気になるのが「年間100冊本を読む」というところ。人生80年としたら、年100冊だと、わずか8,000冊しか読めないのだが、本当にそれでいいのかしら・・・と思いつつも、年間10冊以上本を読む人ですら少数派の時代。やはり、100冊読破できるのは、100人中1人ぐらいしかいないのかもしれない。いや、世界レベルで考えると、1,000人に1人の荒行なのかもしれない。日本ほど本屋がある国も珍しいし、そもそも、文字が読めない人が多い国もあるわけで。
この本における藤原流の読書術は、「途中でやめても」1冊としてカウント、「目を通すだけ」でも1冊とカウントとするそうである。まあ、読書冊数を競っても意味がないし、それはそれでいいのだが・・・私のカウント法とは大幅に違う。既に、読書冊数の記録をやめてしまったが、途中で放棄した読書冊数が100冊あったとして、それが、本当に100冊分の学びになっているかは疑問である。
何のために読むのか?
その1点に尽きると思っている。自分のために本を読む。だから、自分のスタイルで読めばいいのであるが、最後のの最後で、著者の主張が変わるケースもあるし、最後の1ページに人生を変えるかもしれない「一言」が書かれているかもしれないと考えると、やはり、私は途中で読書を諦めることはできないのである。
「賢人の勉強術」と銘打った本なので、どんなに凄いのかと思ったところ・・・それほどでもない。和田氏の本はよくお目にかかるし、竹中氏は持論のマトリクス勉強法だし、伊藤氏の書かれた著作もよく読んでいる。池谷氏は脳科学の面からなのでよくわからない。そもそも、記憶することだけが学習ではない。記憶が衰えた分、考え方とか、生き様とか、そういう生活の知恵的なものが有益になることもあるので、記憶で勝負できる歳じゃないですから。
で、もっとも気になったのが藤原氏の勉強術。一番私に近い。「1万時間で自分の可能性を広げる」とか「何事も100を目標にする」とか。ちょっと、気になるのが「年間100冊本を読む」というところ。人生80年としたら、年100冊だと、わずか8,000冊しか読めないのだが、本当にそれでいいのかしら・・・と思いつつも、年間10冊以上本を読む人ですら少数派の時代。やはり、100冊読破できるのは、100人中1人ぐらいしかいないのかもしれない。いや、世界レベルで考えると、1,000人に1人の荒行なのかもしれない。日本ほど本屋がある国も珍しいし、そもそも、文字が読めない人が多い国もあるわけで。
この本における藤原流の読書術は、「途中でやめても」1冊としてカウント、「目を通すだけ」でも1冊とカウントとするそうである。まあ、読書冊数を競っても意味がないし、それはそれでいいのだが・・・私のカウント法とは大幅に違う。既に、読書冊数の記録をやめてしまったが、途中で放棄した読書冊数が100冊あったとして、それが、本当に100冊分の学びになっているかは疑問である。
何のために読むのか?
その1点に尽きると思っている。自分のために本を読む。だから、自分のスタイルで読めばいいのであるが、最後のの最後で、著者の主張が変わるケースもあるし、最後の1ページに人生を変えるかもしれない「一言」が書かれているかもしれないと考えると、やはり、私は途中で読書を諦めることはできないのである。