今日、味噌カツを食べに行ったお店。
実は、昨日も行ったお店です。でも、昨日は遅い時間に行くこととなりました。いったん自宅に戻って、私服に着替えて味噌カツを目指したのですが・・・ちょうど、食材が切れてしまって、味噌カツにありつけず、、、店主に「また、今度来ます」と伝えてお店を後にしました。
で、ご存知の通り、あきらめが悪くて、天邪鬼な私は、今日は帰宅せず、スーツにコートの姿でそのお店に向かいました。「味噌カツ定食」と店主ではなく店員さんに伝え、出てきた味噌カツ定食を黙々と食べて、「御馳走さまでした」とお店を出ようとすると、なんと、店主が「昨日は申し訳なかったですね!」と声を掛けてこられました。
昨日、お店で店主とコミュニケーションをとったのは5秒程度。しかも、装いも変えて=「変装」してお店に向かい、あえて、店主と会話せず、自分からも「昨日は残念で、今日リベンジに来ました~」なんて言わずに、こっそりとお店を出ていこうとしたのに!
慌てて、店主に「覚えてらっしゃったのですか?」と聞き返したところ、笑顔で頷かれました。「念願かなって、食べることができました。美味しかったです。ご馳走様でした!」と店主に感謝の意を示してお店を出ました。
寒い、、、とても寒い夜道を歩いていましたが、心は、熱く、、、とても熱く感じられ、お腹がいっぱいになっただけでなく、胸もいっぱいになったのでした。とりとめもない味噌カツの話。でも、その一食にも、人と人とのちょっとした心の会話があったのです。