ようやく、池下にある「新甫」に行くことができました!!
2020年1月25日に行ったけど、あまり空腹ではなく、閉店間際だったので見送った上に・・・
2020年2月24日・・・に行った際は閉店でした・・・
で、本日、三顧の礼を尽くして、ようやく、食べに行くことができました。
もちろん、到着したのは営業時間中の11時過ぎ。
一番乗りだったらしく、1人にもかかわらず、四人掛けの広いテーブルに案内いただきました。
メニューには、新甫のうなぎについて書かれていました。
お店のお薦めはこちらの紅白丼セットなのですが・・・
やはり、私は團伊玖磨氏が注文したという「上うなぎ丼」を選んでしまいました。
そのことを女中さんに話したところ、、、なんと、女将さんが團伊玖磨氏のことをご説明に来てくださいました!書籍に書かれていたとおり、お店の主が丼の器を5つほどお送りしたとのこと。なかなかできないことです。座っていたところも、私が座っていたところあたりだったようで・・・まあ、本でも複数で訪問されたと書かれているので、正確にはどうだったかは不明ですが・・・
で、ほどなく、「上うなぎ丼」が到着!
こちらが、團伊玖磨氏絶賛の「上うなぎ丼」の器。当店の普通の「うなぎ丼」とも器のデザインが違っています。
蓋をあけるとこんな感じ。
うっ、意外とご飯が多い・・・昨日食べた「どて丼」の記憶が戻ってくるものの、画像にもあるように、醤油に見えるのは、実は鰻のタレ!これだけ鰻のタレがあれば、うなぎがなくてもご飯は食べることができます(笑)。とはいえ、今日は朝食を抜いて正解だったかも。
で、実食すると・・・美味し~い!!これは、これは(笑)。美味しいものを食べると、笑えてくるっていうのを実感できるうなぎ!皮はパリっとしていて、身もホクホクです。皮と身が簡単に剥がれるうなぎもあるのですが、新甫のうなぎはしっかりしていて食べ応えがあります。
やはり、ご飯は思った以上に多いのですが、うなぎのタレ掛け放題なので、がっつり食べることができます(笑)。「これぞ、丼の醍醐味」って感じで、ご飯を胃袋に掻き込みます。日本に生まれてよかったな~という幸福感を実感できる丼。
鰻の味以外にも、テーブルの上の花があったりと、さすが、創業五十年の老舗だけあって気配りが凄い。
メニューにも心配りが!
本当、店員さんを含め、お店全体がホスピタリティが高くて気持ちいいです。そういうところに、團伊玖磨氏も感動したのでしょうね。ご馳走さまでした。