国立がんセンターのHPに詳しく書いてありますので、ご覧になってください。
私自身嬉しい反面、3月4日のBlogに記載しましたことをお詫びいたします。
この件についてお知らせくださいましたHN:pppさんに感謝しております。
ありがとうございました。
【国立がんセンターのHP】
http://www.ncc.go.jp/jp/information/kenkai.html
私は専業主婦なので、日頃、会社などで使われるカタカナ語になじめないことを痛感する。
TVや新聞、雑誌で理解できないカタカナ語を耳にすることが多くて、
2、3年前には「カタカナ語辞典」を購入した。
時々アナウンサーの言葉など「エッ?」と知らないことがあるとき調べている。
そんなに無理してカタカナ語を使う必要があるのかなーとか、
カタカナ語を使ったほうが、知っている人にはスムーズに会話が流れるのかなーとか・・・?
しかしアナウンサーは日本の国で、日本人に対して放送をしているのだから、
聞いている人が誰でも解りやすい日本語を使えばいいのでは?とも思ったり。
カタカナ語が悪いというのではなく、
誰でも(お年寄りでも)が理解できる言葉で伝えることが大切ではないだろうか?
私がカタカナ語辞典を購入したのは、
これからの時代にはそういう言葉を知る必要があるかと思ったからである。
今日の新聞に国立国語研究所から官公庁やメディアで多用されている
外来語の日本語への言い換えが公表された。
この委員会はわかりにくい「外来語」について言葉遣いを工夫し提案をしている。
【『外来語』の言い換え語】
<外来語> <言い換え語>
・ アクセシビリティー → 利用しやすさ
・ アミューズメント → 娯楽
・ オーガナイザー → まとめ役
・ オーナーシップ → 所有権
・ オフサイトセンター → 原子力防災センター
・ オペレーション → 作戦行動、公開市場操作
・ カスタムメード → 特注生産
・ クライアント → 顧客
・ コージェネレーション → 熱電供給
・ コンポスト → たい肥、生ゴミたい肥化装置
・ サプリメント → 栄養補助食品
・ サムターン → 内鍵つまみ
・ サンセス → 全数調査、大規模調査
・ ソフトランディング → 軟着陸
・ デポジット → 預かり金
・ ドナー → 臓器提供者、資金提供国
・ トラウマ → 心の傷
・ ナノテクノロジー → 超微細技術
・ ネグレクト → 育児放棄、無視
・ バイオテクノロジー → 生命工学
・ バイオマス → 生物由来資源
・ ハイブリッド → 複合型
・ ヒートアイランド → 都市高温化
・ ビオトープ → 生物生息空間
・ フリーランス → 自由契約
・ メディカルチェック → 医学的検査
・ リードタイム → 事前所要時間
・ リターナブル → 回収再使用
・ リデュース → ごみ発生抑制
・ リバウンド → 揺り戻し
・ リユース → 再使用
・ リリース → 発表
・ レシピエント → 移植患者
・ ワークシェアリング → 仕事の分かち合い
・ ワンストップ → 一箇所
この35語が提案された。
「アミューズメント」「サプリメント」「ドナー」「トラウマ」「ハイブリッド」「リリース」などは、ほとんどの人に定着している言葉だから、言い換えしないほうが・・・とも思ったりする。
結局は外来語についてどんな言葉が適切かということは、
「話し手・書き手の意図」、「想定される聞き手・読み手」、
「話題」、「使われる環境」など、
そのときの様々な条件によって変わってくるのだろう。
私たちの言葉について「適格で、解りやすく、美しく、豊かであること」を目標に
大切な日本語について考えるよいきっかけになったように思う。
女性らしい品性、知性、優しさが感じられる言葉遣いを心がけたい。
次には、医療、福祉、環境などの分野の外来語についての提案が予定されているようで、
病院通いの多い私にとっては、興味深い内容になると思う。