野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、
昨日サンディエゴのペトコ・パークで決勝戦が行われ、
王監督率いる日本は10-6でアテネ五輪優勝のキューバを破り世界一に輝いた。
「心からおめでとう!」
米大リーグの選手が本格的に参加して、
初めて開催された大会で優勝したのだからすばらしい!
国の名誉とプロの誇りを懸けたWBCであった。
しかし一方で今回の大会は、
アメリカが思い通りに決めた大会で、問題点をたくさん残した。
イチロー選手は、今朝(日本時間)の記者会見で、
今回のWBCで、「野球人生で最高の屈辱を味わい、最低の酒をのんだ。」
「最高のチームメイトに恵まれ世界一になり、野球人生の最高を味わい、最高の酒をのんだ。」と語った。
少年のように輝いた目で喜びを語るイチロー選手には、
いまだ興奮が続いていると話しながら、
すばらしいチームメイトと別れる時間が迫っている寂しさが感じられた。
先ほど、アメリカに残るイチロー選手と大塚選手、
日本に帰る選手達が固い握手をかわして
別れを惜しんで車にのりこんだシーンをテレビでみて、また涙があふれた。
こんなに感動をいっぱい残してくれたWBCの日本チーム。
最後まであきらめないで戦う姿勢。
私のように癌や大病と闘っている者にとって、
最高の希望を与えてもらったように思う。
このWBCの期間中、いろいろなことがあった。
世紀の大誤審・・・、30年発言・・・、メキシコがアメリカを破るという奇跡・・・。
そして、準決勝戦では日本が韓国を破った。
瞬間最高視聴率が50%の記録を作るくらい、日本中が燃えた。
今、ワイドショーで、関東地区ビデオリサーチ調べを発表した。
昨日の平均視聴率は43.4%、瞬間最高視聴率は56%だったそうだ!
子供からお年寄りまで日本中の人たちが関心をもった今回のWBCだった。
サッカーに押されて地盤沈下がささやかれる野球にWBCが大きな刺激を与えた。
これからのペナントレースにつながってほしいと心から願っている。
これからはメジャーが世界一ではなく、
日本野球が世界一だということを忘れないでほしい。
さぁ、これからは私も広島カープの応援をしなくっちゃ!
今日はこれから病院へ・・・
朝食抜きで行き、「ACTH単独欠損症」の定期的な検査をして診察を受ける。(内科・内分泌科)
症例の少ないこの病気は、癌より深刻だと思っている。
病院にいくと、いつも暗くなってしまう私だけど・・・、
今日は、王JAPANからいただいた感動と希望をもって・・・、
明るい気持ちで受診したいと思う・・・ WBC特集
【日本野球ここにあり!王JAPANが世界一に!】
http://sports.yahoo.co.jp/extra/wbc2006/