1961年。 人類初の有人宇宙飛行士となった、ユーリイ・ガガーリンの有名な言葉。 「地球は青かった」
その後に続けた言葉があります。
それは、次の2つのうち、どちらでしょうか?
①見回したが神はいなかった。
②そこには国境は見えなかった。
どちらの言葉だと思いますか?
正解は、少しあとに書きます。
1961年といえば、J・F・ケネディが大統領に就任した年です。 翌年はキューバ危機。 そして、その翌年の1963年は J・F・ケネディがダラスで暗殺された年です。 丁度、衛生放送が始まった頃でした。 初期の映像が、暗殺を報道するシーンだったのを憶えています。
十数年前にダラスに行った際に、暗殺現場を訪れました。 犯人が発射した、当時のビルは 『Sixth Froor』 (六階の一室から撃ったそうです) という名前の資料館になっていました。
さて。 先ほどのガガーリンの言葉ですが…
実は、①が正解なのです。 日本では、「地球は青かった」 が有名ですが、世界的には、この 「見回したが神はいなかった」 という言葉のほうが良く知られているそうです。
ただ。 個人的には、②の 「そこには国境は見えなかった」 の方が、しっくりしますね。 言葉としても、前との繋がりが良いと感じます。
しかし、当時の東西冷戦を思い浮かべると、ソ連から ②のような言葉は出てこないでしょうね。
今は、私たちが子供の頃とはまったく異なった世界観が持てると感じます。 21世紀を生きる子ども達が、国境の無い世界を目指せれば、と願います。
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