マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

子どもの村 福岡 ④

2010年10月04日 | 民生委員

『子どもの村』 は、これで4回目です。

実は、今回のことを書きたくて スタートしたのではないかと思います。 また、延々と前説やったんかい。 そうかも知れません。

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あちこちの自治体では失敗した 「SOSキンダードルフ」 が、わが国では里親制度を使って、日本で初めて成功した要因のことでした。 私の心に響いた要因の三つ目。 それは、目的と目標が明確だったことです。

だから、開村まで進みました。 市民参加型の里親普及事業も大きな要因です。 後援会を中心とした財政基盤の確保も大事なことです。 しかし、それにも増して、「家族と暮らせない子どもたちのために 新しい家族をつくり、地域とともに育てていきます」 という目的がはっきりしていました。

「“愛着の絆” “永続的な支え” “子どもの権利尊重” を核としたプログラムとともに、子どもを支える専門的なサポート体制をつくります」

「SOSキンダードルフ国際本部と協定を結び、キンダードルフ ジャパンとしての役割を担っていきます」

と発展していきました。

『NPO法人 子どもの村福岡を設立する会』 が設立されたのが 平成18年7月です。 スタッフでミーティングを重ねる過程で、「私たちの目指すもの」 として まとめられました。 

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この日の研修で、最も感心しました。 だから、設立まで漕ぎ着けることが出来たのだと 感じたのです。

どんなことでも、目的と目標が明確で そして共有できていなければ、達成は難しいと考えます。 『子どもの村 福岡』 に見習うことは多いと思います。

伺った話の中に、「地域の子どもは地域で育てる」 という言葉がありました。 『子どもの村 福岡』 が設立されている 福岡市西区今津では、この子らを こう呼ぶそうです。 「西今津の子」

決して、「施設の子」 とか 「あそこの子」 みたいな 呼び方はしないそうです。 そこまで、地域に働きかけ融合して行きつつあると 感じさせて頂きました。

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