マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

群馬県で研修会 ②

2010年10月26日 | 喜働

群馬県の県庁所在地は?

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群馬市。 いや、そんな都市はありません。 北海道市とか香川市なんかと一緒で、都道府県名の市は無いのです。

それで。 群馬県の県庁所在地は前橋市です。 「そんなこたぁ、誰でも知ってらぁ!」 そう言われることでしょうね。

今回の 研修地は、前橋市では無く、安中市でした。

「じゃぁ、前橋市はどうなった」、って。 それは終わり。 話のマクラですがな。

安中は「あんなか」と読みます。 私には、知らない読めない 地名でした。 あるツアーで同行になった方が 安中市に在住だったので、読み方を知ったのです。

自分の無知蒙昧を暴露するようなことばかり書いていますが、仕方ありません。 無知が服着て歩いているようなもんですから。

それで、研修の地ですが、安中市 磯部の 『磯部ガーデン』 というホテルです。

ここは、あの有名な(と言っても初めて知ったけど)磯部温泉にあります。 『舌切雀のお宿』 とパンフレットには書かれていました。 ホテルに入ると、舌切雀物語ゆかりの品々が展示されています。

同行の女性レクチャラー(そう、今回は全国レクチャラー研修でした)から、「『舌切雀』の話って 覚えていますか?」 そう質問されました。 私の答えは、「ペルーの『着たきり鉱員』の話は知ってるけど」(ちょうど、救出の頃でした) という、例によって間抜けなものでした。

知っているようで知らない、『舌切雀』 の お話しから始めましょう。 って、研修の話は しないんかい。

 

むかし むかし あるところに じいさまと ばあさまが おりました。

ある日じいさまが 山道で親に はぐれて傷ついた一羽の すずめに あいました。 可哀相にと 連れ帰り とても大事に育てます。

元気になった小すずめは おなかが空いて ばあさまが煮ておいたノリを全部なめなした。

ばあさまは たいそう腹を立て、すずめの舌をチョキンと切りました。 大きな はさみで切りました。

舌を切られた小すずめは なきなき 山へ逃げました。

山から戻った じいさまは かわいそうにと心配し、小すずめをさがしに ゆきました。

野原をこえて 川こえて 山に入ってゆきました。 「舌切りすずめ どこいった」

山に入ると竹やぶの中に すずめの おうち 見つけます。 小すずめ元気でおりました。

すずめたちは喜んで 「じいさま よくきて くださいました」 ごちそうならべて さあどうぞ。 すずめおどりを見せましょう。

じいさま帰る おみやげは 大きなつづらと小さなつづら。 「どうぞ おすきなほうを おもちください」 「おうちに つくまで あけては いけませんよ」

じいさま 「どうも ありがとう」 小さな つづらを もらいます。

家に帰って つづらを あけりゃ 金銀さんごの宝物。 これを見ていた欲ばり ばあさま。 すずめ たずねて山にゆき 大きなつづらを もらいます。

ばさまの つづらは 大きくおもい。 がまんできずに とちゅうであけりゃ こわいばけもの へび むかで。

ばあさま びっくり こしぬかす。

 (「ホテル磯部ガーデン」のリーフレットより転記。一部漢字に変更)

 

これは、ホテル内の中庭です。 東大寺、宮内庁、天龍寺、東福寺などを てがけた、曽根三郎氏の手によるものだそうです。

 

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