マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

管理会社とのつき合い方

2006年09月22日 | マンション管理士

分譲マンションの理事さんと話していて、熱心な方が多いのに感心いたします。 それでも、理事さんの任期は1~2年ですから、理解が深まった頃に交代、というパターンが目立つようです。

管理組合の理事さんの任期が短期なだけに、管理会社の役割は一層、重要です。 ただし、管理組合が出来るだけ費用を掛けずに良い管理を求めます。 これに対して、管理会社は企業ですから、利益が必要です。 もっと言えば、利益を追求します。

特に、管理会社が、そのマンションを分譲した分譲会社やゼネコンの子会社か関連会社の場合が多いので、分譲後の欠陥などが見つかっても、親会社の不利益になるような行動は取らないのです。

従って、こういう子会社・関連会社の管理会社とは、一定の距離を置いたつき合いが必要だと感じます。

大切なことは、管理組合が管理の主導権を握る事です。 組合や区分所有者の問題意識・管理意識が大切です。

管理会社が、本当に必要な管理業務やサービスを行っているのか。 そして、価格は適正なのか。 これだけでも確認するべきです。

何をしているのかも判らずに、相手の言い値で支払う必要は無いのです。

あなたのマンションのことを真剣に考えられるのは、あなたたち自身です。 良きパートナーであるべき管理会社なのかどうか。 管理会社の業務を点検し見直すことは、マンションを適正に管理する上で、最重要です。

困ったことや疑問な点があれば、信頼できるマンション管理士に相談されてください。 

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