さて、「日本三名園」として 天下にその名を
とどろかす、
金沢・けんろくえん(兼六園)
それは、前田家が 心血をそそいでつくりあげた
ていえん(庭園)です
「兼六」というのは、6つのすばらしい・けいかん(景観)
をさすことば
すなわち、・宏大・ゆうすい(幽邃)・人力
・そうこ(蒼古)
・水泉
・ちょうぼう(眺望)
を
そなえることを
いみ(意味)するそうで、
広いえん(園)内を 歩きまわると、それが
ひとつひとつ
わかる
というのだそうです。
が
実はクリン、ここに来る前から、けんろくえんが
絵になるってことは
知っていました。
なんでか?っていうと、
しんゆう(親友)チットが、小学生のころ、
しゅみ(趣味)で
あつめていた
切手の中に、
けんろくえんの有名な・とうろう(徽軫灯籠)を
描いた
名画があり、
チットもクリンも、それを見て、子ども心に
(わ~、ステキ~~)
と
思っていたからです
・・・しかし、あこがれをいだいて、以前、「冬の兼六園」を
おとずれた
チットは、
足首までうまる・雪と
たたかいながら
やっと、ことじどうろう(徽軫灯籠)の近くまでとうたつ(到達)・・
そして、
(・・これはちょっと、ヘビーすぎる。)
と
おもったそうです
(しかも、その20分後に大雪のため閉園しました)
これだけの
ステキなけしき(景色)を
じっさいに
けんろくえんで
見るのは、、
そうぞう(想像)以上に たいへん(大変)な
ことらしい
(その21、「前田家に嫁いだ女・溶姫」に、つづく)