クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

全生庵と柳通り~牡丹灯籠散歩・3

2015-09-15 | クリン江戸散歩

 「怪談・牡丹灯籠散歩」のスタート地点は、せんだぎ(千駄木)駅です

 有名な、菊見せんべいの 店がある道を、

 谷中方面に向かってすすむと、(柳通り

  しだいに のぼり坂になってきて、 

 その坂の上に、寺町が ひらけてきます

 いくつもあるお寺の中で、この辺で まあまあ目立つのが、

 ぜんしょうあん(全生庵)っていうお寺

 ここには、「怪談・牡丹灯籠」を語って 大当たりをとった

さんゆうてい・えんちょう(三遊亭円朝

ねむっていると

ききましたので、

 さんぽのはじめに、まずは おまいりします

 そして、本堂奥では 夏のあいだ、

円朝さんがあつめてた、

「幽霊画コレクション

てんじ(展示)も

やっているそうです

 (キブンを高めるため、ここは500円払って、見ます


谷中・全生あん(庵)は、

さいきん

 あべさん(安倍首相)が ざぜん(座禅)を組みに来ることでも

有名になってきちゃって、

 なんか、オドロオドロしさが、ましてるかんじ。。

「中曽根もと首相が来てたから、みたいね。」(チット)


 この 谷中という町は、ゆうれい(幽霊)になった

おつゆ(露)と 

その侍女が、

「私たち、家を出て 引っ越してきました。。」

言った場所。

 やなぎ(柳)がゆれる三崎坂は、なかなか 「怪談」っぽい・ふぜい(風情)です。

(つづく)





 

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「牡丹灯籠」要約~牡丹灯籠散歩・2

2015-09-14 | クリン江戸散歩

さて、

まず、「怪談・牡丹灯籠」の

ストーリーを

ようやく(要約)しましたので、

 もうそう・げき(妄想劇)場で おたのしみください

(主演:クリンと、羽生結弦選手)

 今の文京区のねづ(根津)っていう町に、

はぎわら・しんざぶろう(萩原新三郎)

という、

21さい(歳)の

とても うつくしい 

武士がいました。

 ある日、新三郎は、かめいど(亀戸)での梅見の帰り、

連れにさそわれて 

よった武家の娘、

おつゆ(露)

一目ぼれ

 おつゆ(露)・17さい(歳)も、もちろん・一目ぼれ

おたがい、

これほど 美しい人を

見たことが ありませんでした

 二言・三言、ことばを交わして 別れた二人でしたが、

それからというもの、

     ねても・さめても・・ 

 ねても・さめても・・・

たがいのことが 忘れられず、

新三郎も おつゆも

やせ細って、

あげく!

 おつゆは 恋の病で とうとう 死んでしまいます。。

おつゆの死を知り、

 かなしみで、さらにやつれる・新三郎・・

ほとんど 病人みたいに

ぼんやり・すごす日々を

送りました。

 そんな、おぼん(盆)の夜

新三郎の耳に、

カランコロン 

という

げた(下駄)の音が 聞こえてきました

見ると、

 ボタンの花を描いた・とうろう(灯籠)を 手に下げた美しい女が、

こちらに向かって やってきます


(お露さんだ ・・・)

 おどろく・新三郎でしたが、

「新三郎様との結婚を、

 家が認めてくれないので、

 家を出て、谷中の小さな家に

 侍女と一緒に 引っ越しました。」

おつゆが言うので

その話を信じ、

すぐに うれしくなります

 再会できて、ゆめみ(夢見)心地の 二人・・


こうして、

その夜から 毎夜、

 おつゆは、新三郎の家を たずねてくるようになりました


しかし!

となりに住む 知り合いが、

毎夜 きこえてくる 

女の声をあやしみ、

こっそり のぞいてみると・・

 そこにいたのは、新三郎と 抱き合う、ガイコツ(骸骨)でした

新三郎が とり殺されるのを

救おうと、

占い師や

お寺の和尚さんが

出てきますが、

まよけ(魔除け)のお札が はがされた夜、

 新三郎は、おつゆによって、あの世に 連れて行かれたのでした。

(つづく)








 

 

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牡丹灯籠散歩・1

2015-09-13 | クリン江戸散歩

さて、

「江戸・三大怪談」のさいごは、

ぼたんどうろう(牡丹灯籠)です

 ボタンの絵が描かれた・とうろう(灯籠)を 手に、

恋しい男のもとへ通う、

美しい・女お化け

おつゆ(露)さんの 

ものがたり・・。

 そもそも、このお話は 中国のかいだん(怪談)で、

それが日本に伝わって

主人公が

「お露と新三郎」になり、

そこに

あだ討ちの話が 加えられ、

江戸っ子好みの はなし(噺)に

仕立てられたそうです。

 「四谷怪談」、「番町皿屋敷」と、ものがたりのブタイ(舞台)を

歩いてきた・クリンが、

さいごに

ぼたんどうろう(牡丹灯籠)の 

ブタイ、

 ねづ(根津)の町を 見に行きます 

(つづく)




 

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羽生くんのオークション・ジャージ

2015-09-12 | フィギュアスケート

ジェマちゃんがくれた、

バースデーカード を見て、

 ゆづ・あい(羽生結弦選手への愛)が さいねん(再燃)した・クリン

 

「ね~、おにいちゃあん!

 ゆづのカレンダー買って~~!」

 (来年のカレンダーが、今月末に発売されるらしい

羽生君・グッズに囲まれて、

ふだんから

しあわせを かんじたい

クリンです

 しかし! クリンがあいする・羽生君には、

同じように、

いや

それ以上に あいしてる・ファンたちがいる。。

 そんな・じじつ(事実)を、イヤというほど 見せつけられたのが、

先日、

たまたま「ヤフオク」で見つけた、

ゆづ着用のジャージについた、

とてつもない

金がく(額)・・

 

<199万7000円で落札終了>

・・・・・・・

 チャリティとはいえ、羽生君が一回しか着ていない、

「クリーニング済み」のジャージに

200まん。。

(※クリンのちょ金は、30円・・)

 

 

 

 

 

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自粛

2015-09-11 | ブログ

きぬ川で 

不幸なじけん(事件)が おこってしまったため、

今日のぶろぐは、

じしゅく(自粛)します。。

 本当は、今日も 羽生くんのことを かきたかったけど・・

そういう・場合じゃないと おもうから。。


羽生くんの話は明日にします。


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羽生結弦・手描きカード

2015-09-10 | フィギュアスケート

 毎年チットが きたい(期待)する、

ジェマちゃん手描きの「誕生日カード」

 「今年のは、ちょっと仕込んどいた~」 (ジェマ)

 (2015年は、どんなだろう・・・?)

 

 (おっ??)

 

(クリン? 

   しかもフィギュア?) 

 

そ、そのよこにいるのは、まさか・・

 (はっ!はにゅう君

 

し、しあわせな二人の・・

アイスダンス

 

 

(銀箔付きで余韻たっぷり・・)

 

 

・・・・・・・・・

・・・・・・

 <タイトル:銀盤のプリンスとクリンちゃん ~クリンちゃんの衣装~ inspired by Mao.A>

 

「ポイントは、

 届きそうで届かない手、ね」 (作者談)

「ぬ・ぬおおおおお~~~」 

 

 

こ、ことばにできない、

すばらしさ。。

 

これ、まさに・・

 さいこう・けっさく(最高傑作)

 

・・・・・・・

とっても うれしかったけど、

まだ

それほど多くの作品を 描いていないのに、

はやばやと

画家としてのピークを むかえてしまった

ジェマちゃんのこと、

友だちとして、

クリンたち

ちょっと・しんぱい(心配)。。

 

 

 

 

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骨董通りでランチ~シルク(CILQ)青山店

2015-09-09 | グルメ

 ここ数年、うちのチットは お友だちと、「誕生日ランチ」を 

おごりあっています

 プレゼント、といっても、相手が何がほしいのか・わからないし

おいしいものを 食べに出かけると

たのしいからね

って

ことらしい。

 今年は、ジェマちゃんのしょうたい(招待)で、青山のレストランに 行きました

 <CILQ青山骨董通り店>

 こちらは、和とフレンチのゆうごう(融合)をうたった、

     今どきなお店で、

 キャビアとほうじ茶のチャイとか、

フォアグラソテーと きざんだ・奈良づけ(漬)、

 流行のムサカなど、

 ジャパニーズや、オリエンタルがまじる コース料理

 若いマネージャーとスタッフによる、

若々しくて、

すばらしい・コスパのお店でした

 

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ステキな小鳥の巣

2015-09-06 | クリン花便り

 (すっかりわすれてたな~、チットのたんじょう日・・。)


なんか、プレゼントをようい(用意)しないと

まずい。

おにいちゃんが買ってきた

花束を活けながら、

クリンが なやんでいると・・

 (パタパタパタ・・ 着地

「あっ、

 チェッチェッ 」

 ←ピンクのバラと同化して、気もちよさげ

「チェッチェッ、いいなあ~~」  (やがて、ほかの小鳥たちも・・)


 「この巣、すっごく良い香り~」 「チュンチュン・ベースって名づけよう


      (気らくでいいね。。)

 

 

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江戸の三大怪談~番町散歩・ラスト

2015-09-04 | クリン江戸散歩

 皿やしき(屋敷)から はじまって、なんだ・かんだ長かった、番町さんぽ(散歩)

 (はあ~、おわった~。か~えろ・かえろ

さいごに、四谷駅からかえるというのも、 

 なにかのつながりを かんじます・・。

 (そもそもは、「四谷怪談」から、はじまったんだよね。。)

「東海道四谷怪談」、

「番町皿屋敷」、

これにつづく

もうひとつの 有名なお話を、

わすれている・気がする。。

 お江戸の三大・かいだん(怪談)・・

 (あと、ひとつは、なんだっけ??)

 

<帰宅後>

 「牡丹灯籠じゃよ、ベロベロベー 「あー、あれか

 

(※怪談散歩のつづきは、一週間後の牡丹灯籠にて

 

 

 

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心法寺の塩地蔵~番町散歩・12

2015-09-03 | クリン江戸散歩

 番町さんぽ(散歩)をおえて、四谷の駅に向かうとちゅう、

 クリンたちは、心法寺というお寺に 立ちよりました。

「島崎藤村旧居跡」を さがしている時、

 反対がわ(側)に このお寺のへい(塀)が 見えたので、

     気になっていたのです 

 たずねてみると、こちらは、千代田区で ゆいいつ・ぼしょ(墓所)をもつ、

「徳川家康ゆかりのお寺」、ってことが

わかりました。

 (浄土宗って かいてあります

 きっと、しまざき・とうそんも、よさの・ふうふ(与謝野鉄幹・晶子)も、

この辺に住んでた人、

みんな ここに

おまいりに来てるよね

 ごえん(縁)をかんじた、クリンです

さて、

ごえんが むすばれたところで、

さっそく、

「お願い事」をしちゃおうと おもいます

 心法寺のおじぞうさんは、「塩地蔵」といって、

自分の体のわるい部分と

同じところに

しお(塩)をつけると、

治してくれるらしい

・・・・・・

クリン、実は

前に しゅじゅつ(手術)して治した・おはな(鼻)に、

 またしても、小さな穴が あいてしまい

さいきん

気にしているのです。。

 おじぞうさんのおはな(鼻)に、おしお(塩)をヌリヌリ・・

  (これで治るはず・・)  (つづく)


 

 

 

 

 

 

 

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三宅花圃・旧居跡~番町散歩・11

2015-09-02 | クリン江戸散歩

 番町で、もっとも・人が多い、二番町

ここには昔、

 うちのチット気になって仕方ない・女流作家が 住んでいました

みやけかほ(かんじ:三宅花圃)っていう人です。

 れい(例)によって、旧居は あとかたもありませんが、

ベルギー大使かん(館)や

 表千家・東京道場 あたりの番地名と いっち(一致)しているから、

        たぶん・この辺 


 かほ(三宅花圃)は、明治中期のトップジャーナリスト・三宅せつれい(雪嶺)

つま(妻)になった女性

 おうべい(欧米)化一辺倒とう(倒)だった・日本に 

ダメ出しし

「日本の素晴らしい点に、もっと目を向けよう

と言った、

ジャーナリストのつま(妻)でした

 その立場に ふさわしく、

かほは、

番町生まれの 令じょう(嬢)で、

当時、おじょう(嬢)さまのサロンだった

「歌塾・萩の舎」の

ひっとう(筆頭)門下生

 歌にも書にも秀でた、「和文化の体現者」でした

ところが、

その一方で、

この、かほという女性は

洋そう(装)して ぶとう(舞踏)会に出かける

モダンガールな 一面もあり、

 果ては、小説をかいて、「文壇デビュー」も成しとげる、

新時代のエースでした

この、

いしょく(異色)のけいれき(経歴)をもつ

かほをつま(妻)にしたことで、

 三宅せつれい(雪嶺)の思想も、

たんなる・「日本万歳主義」とは

いっせん(一線)をかくす、

練れた思想に 

仕上げられていったのではないか

うちのチットは 見ています。

・・・・・・

和をふかく 

あい(愛)しながら、

世界と わたりあえる日本人になろうとした

このふうふ(夫婦)に、

ひとかたならぬ・きょうみ(興味)をいだく

うちのチット。。

 加えて、このかほが、「新進気鋭のジャーナリストの妻」だっただけでなく、

文学史上、

とても 大きな・こうせき(功績)を

のこしたことにも

強いきょうみ(興味)を いだいています

 それは、かほ自身が、「近代女流作家のさきがけ」

とよばれることでは

ありません

かほが、

 あの、ひぐちいちよう(かんじ:樋口一葉)

小説家として

世に 送りだした人である

という点に おいてです。

 娘時代、「歌塾・萩の舎」で、いちようと、同門だった・かほ

彼女ほど、

いちように えいきょう(影響)を与えた姉弟子は

いませんでした

家柄はちがいましたが、

二人はけっこう・行き来があって、

「樋口一葉日記」などを

よんでいると、

かほの名前が けっこう出てきます

 いちように したわれ、のち、きらわれた・三宅かほ

そのちょっとした・しんせつ(親切)が、

いちようを助け

そのちょっとした・いじわるが、

いちようのハングリーせいしん(精神)

育て、

その「華々しい・小説家デビュー」が、

いちようにも

小説を書く気を おこさせました

 死後のひょうか(評価)は くらべものになりませんが、

当時は、

「樋口一葉」よりも注目され、

「樋口一葉」に

もっとも・いしき(意識)された

同性の かがやける・女

 それが、「三宅花圃」だったのです

(つづく)












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麹町のうなぎ屋~番町散歩・10

2015-09-01 | クリン江戸散歩

 「麹町学園通り」を、ふたたび・四谷方面にもどり

ぜんこくじ(善国寺)坂を 下がっていくと

 いきなり・にぎわう、大人の町が かお(顔)を出します

ことに、

日テレ通り

番町中央通りが 交差するあたりは、

番町で いちばん・活気があるかんじ 

 このならびにある、ミシュランで星をとったうなぎやさんに、

実はクリンたち 

入ったのですが

やはり、羽ぶりのよさそうな

テレビ関係者が

うなじゅう(鰻重)を 食べていて、

 クリンたち、(ここは、東京のまん中なんだな~。)っていう、

はなやぎを かんじました

(※内部の撮影は遠慮しました。つづく)


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