無知の涙

おじさんの独り言

キューピーがエライことになってる

2008年05月09日 | 日常

けっこう前になりますが、
新宿で飲んだ帰りに友達とゲーセンに行きました。

で、持病発生。
エマージェンシー。

何かというと、
どうも僕はゲーセンに行くと、
UFOキャッチャーを取りまくってしまう病。

さすが姪っ子、甥っ子たちから
UFOキャッチャーのオジサンと呼ばれてるだけある。

UFOキャッチャーで景品を取りまくるのはいいのですが、
無駄なモノばっかり取って、取った後に「どうすんだ、コレ」
となるのがオチ。

今回も取りまくりました。
その中の一部ですが、
けっこう見た瞬間にビックリしたので
写真をUPします。


明らかにゲゲゲ鬼太郎に出てくる
一反モメンですが、何かが違う。
そう、
なんか出てる。

なんだ?これは・・・キューピーじゃありませんか

タラコに入ったりキューピーも大変ですな


そして、キューピーの受難はコレだけではありませんよ。


どーん!!!

マスクが収まってません。
っつーか2/3出てるやん。
頭隠して顔かくさず。
まぁ、隠したら意味ないけど。


ごーん!!

なんかネズミ男の口からキューピーが
「こんにちは」
と言ってそうな大変ココロ暖まる光景


おやおや?

これはこれは僕のよく知るキャラクター、
エヴァンゲリオンの碇シンジくんではありませんか。
違うようで似てる。
似てるようで違う。

そう、彼は初号機とのシンクロ率1000%という

もはや合体してるだろ、ソレ!!

な経験をし、

無事にサルベージされてみたら、
なぜかキューピーと合体してた碇キュピジくん
(勝手に設定すんな)


おやおや、これまたコンニチワ。

彼女はエヴァ弐号機専属パイロット、
惣流・アスカ・ラングレーさん。

彼女はプライドの高い女性。
しかし思うように戦果が上がらず、
度重なる失態に絶望し、
そのうえ使徒に心を侵食され、廃人になってしまいます

しかしエヴァに心があることに気づき、
華麗に復活します。

したら、こんなんなってた。

(なってねーって)

九比伊・アスカ・ラングレー


おっと、最後は謎につつまれた謎の少女。

綾波レイさん。

彼女はエヴァという物語の最重要なカギを握る人物。

エヴァンゲリオンの最後では、レイはリリスと融合し、
この世のものではなくなる

 

 

で、元に戻ったらこうなってた。


キュピ波レイ

*これらの設定は僕が勝手に作ってるだけなので、
実際のエヴァンゲリオンとは全く関係ありません。

 


母の日じゃん

2008年05月09日 | 日常

資料作っても、変更へんこうで
いつになっても終わりやしない。

もう期限せまってるんですけど。

こちとらGWも休まず作ってんのに!

・・・というような日々に追われて、
すっかり母の日を忘れてました

しまった。

けっこう意外かもしれませんが、
母の日は毎年ちゃんとプレゼントしてます

一人暮らしするようになり、
母親の偉大さを感じてから、
どんなにささやかでもプレゼントしてます。

働きながら、誰よりも早く起きて、
洗濯、掃除をこなし、
それに毎食きちんと作ってくれ、
僕ら姉弟の世話まで見てくれていたのですから

文句ひとつ言わずに。

僕にそれが出来るか?
できやしません。
自分の世話だってロクに見れないのですから

それどころか反抗期にはずいぶんヒドイ事を
言ってしまった時もあります。

なんというか、もう頭が上がらないというか、
返しきれない恩があるのです。

僕はとにかく超がつくほど口ベタなので、
自分の思うコトを口に出すのがとても苦手です。

だから感謝の気持ちなんて、
恥ずかしく絶対に言えないワケで、
こうして毎年悩むわけです。

なにをプレゼントしたらいいか。

とかく物欲のない女性です。
本ばっか読んでる。

パチンコが好きですね。

おいおい。

でも僕みたいに挑戦的な姿勢ではなく、
たまに打つくらい。
最近は全く打ってないみたいですが。

そんな人なので、高価なモノをあげたところで、
全く喜んでくれません。

逆に僕の心配するくらい。
だから、あまり高価なものはあげられません。

親父よりも機械オンチなので、
ゲーム類もサッパリだし。

一度なんて「会社でマックやってんだ」って話をしたら、

マクドナルドで働いてると勘違いしてましたから。



そうそう、ジャイアンツが好きなので、
ここ数年は東京ドームの良い席を取ってプレゼントしてました。

でも必ず負ける。

一度なんて桑田が出てきてボコスカに打たれまくっていた

まぁ、勝って欲しいのはこちらの事情、
負けてもしまうのはアチラの事情。
仕方ありません。

でも田舎からわざわざ水道橋まで出てきてもらって
これじゃあ申し訳ない、
と思いジャイアンツ作戦は打ち切り。

やはり人まかせではイカン。

何かダンシンなプレゼントはないものか。

 


 


慶次を読み終えて

2008年05月09日 | 漫画やアニメ

国というのは、一人の人間に見える。

くだらない事で打ち首切腹
階級や生まれで、たやすく力の弱い者は虐げられる。

そんな戦国時代というのが、どうにも好きになれなかった。

人間でいうと、中学、高校くらいの時代だろうか。

青くさく、粗雑で、人の痛みなど解する度量もなく、智恵も浅い。

慶次を読んで、今まで頑なに拒絶してきた
戦国時代というものに触れ、
少し見方が変わった。

とは言っても、
概ね僕が抱いていたイメージが変わった訳ではない。

やはり下らない時代だったと思う。
やり切れないほどに。

蟻の足元にも及ばぬ小さな理由で、
いったい幾万の失わなくても良い命が失われたのだ。

 

慶次は傾いたわけではない。

ただまともな人間だっただけだ。

あまりにまとも過ぎるというのは、
往々にして奇妙に見えるものなのだ。

どこまでも一人の人間である事を貫き通した
慶次という人物越しに戦国時代を見ると、
確かに小気味よいものがある。

それがこの漫画の面白さなのだろう。

秀康は実の父である家康に疎ましく思われ、
また危険でもあると判断され、
不遇の生を送っていた

そんな父子があるでのしょうか、
と問う妻に慶次は答える。

「父は子を愛し、また子に愛される、
と信ずる方がおかしいのだよ。

誰もが一匹の男だ。
一匹の獣だ。
それぞれの理由で牙をむくのが本来の性だ。

その牙を恐れて、子の牙を抜いてしまえば、
その子は別の獣の牙にかかるだけだ。

親に叛く牙を持たぬ男に何が出来る。」

 

慶次もまたそうであったのだ。

最後は心酔する今川家を
徳川家康と和睦させる為に己の髪を剃り、
傾くことを一切やめる。

「直江が死ぬなら、俺も死んでやるしかないなぁ」

と妻に言った慶次の潔さは、やはり漢であった。

起きて半畳、寝て一畳
飯を食っても二合半

傾奇者であろうが、商人であろうが、
天下人であろうが、同じ人間なのだ。

 

ここで慶次が実際に創作したとされる
短歌でこの稚拙な感想文を結びたいと思う。

 

九品蓮台に至らんと思ふ欲心なければ
八萬地獄に落つべき罪も無し
生きるまで生きたならば
死ぬるでもあろうかと思ふ