両親が父のふるさとの大分に旅行中です。
ナチュラルクッキーやChemin♪のお菓子を手土産に注文してくれました。
ただ、ひとつだけ「卵白アレルギーの方のためのお菓子を作ってほしい」というオーダーがありました。
そのときは「卵黄だけしか使わないお菓子もいっぱいあるから大丈夫よ~」なんて安請け合いしてしまいましたが、卵黄に全く卵白を残さずに卵をわけるなんて難しい!ということに間もなく気がついて愕然!!
となれば、卵を全く使わないお菓子を作るしかない!のですが、今までそういう視点でお菓子を作ったことがないので、なかなかメニューが浮かびません。
もともとはスペインの郷土菓子ですが、そのホロホロとした食感が独特の持ち味。
生地を作る前に薄力粉とオーツ麦ファインブランを120℃くらいの低温で焼いて、グルテンがでないようにしておきます。
ヘーゼルナッツのプラリネを練りこみ、さらに真ん中に香ばしく焼いた信州産のくるみをひとつ忍ばせておくと、ホロリとした食感にアクセントがつきます。
せめてもうひとつお菓子を作りたいけれど・・・なかなか浮かばず、mikiko.おうちでカフェ時間のmikikoさんに相談したところ、パルミエなどのパイ生地を使ったお菓子や野菜やフルーツのペーストを使ったお菓子などとてもいいヒントをいただきました。
mikikoさん、ありがとうございました♪
新しいお菓子はもう少し研究してから・・ということで、まずは作りなれたフロランタンをパイ生地を使って作ることにしました。
フィーユタージュよりもうんと簡単に作れてお味はバッチリ♪
お菓子教室をしていたころ、パートブリゼをパイ皿で焼いて、濃厚なチョコレートムースを流し込んだチョコレートパイは人気メニューでした。
甘いものとの相性がいいし、キッシュなどのお料理にも使える、覚えておくと便利な生地です。
お砂糖を使わないのでパイ生地は白っぽく見えますが、サクサクっとして上の甘いキャラメル生地と相性は抜群♪
ジィっと見ていたら、思わずこんな風に並べてしまった♪
かわいいお庭に続く石畳・・・そんなイメージです。
もちろん、ゴマでなくアーモンドを使ったフロランタンでもおいしいですよ♪
これから少しずつですが、卵を使わないお菓子も研究してみたいと思います。
アレルギーを持っておられる方にも安心してスウィーツを楽しんでいただきたいと願っています。
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