昨日投稿したブログの続きです。
さて自宅に持ち帰ったお茶の葉たち。
紅茶を作りたくて、一芯二葉、もしくは芯がなくとも柔らかそうな二葉のグループ
もうひとつは、刈り番茶用の10㎝~15㎝の枝ごと刈ったグループ
まず紅茶用の茶葉は風通しのよいところで萎凋をさせて、葉がしんなりして香りが上がってきたら発酵のために揉む・・・その予定でしたが・・・
芯の芽が葉っぱにくらべてあまりに小さかったために、あっという間にパリパリっと乾いてしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
これでは揉むことができません。揉んだら大切な芽の部分がそれこそ粉々になってしまいます。
仕方ないので~萎凋させて揉まずに作る白茶に予定変更😅
48時間萎凋させて乾燥と発酵をとめるために100℃のオーブンで3~6分、時々オーブンを開けて温度を下げながら慎重に乾燥。
そのまま冷めるまでオーブンのふたを半開きで湿気を飛ばします。
まるで枯葉・・・😅 ですが白っぽく見える銀芯もある~💖
緑色に見える葉っぱは大きすぎたのでしょうがなんとなく白茶になった・・ような気がする(笑)
早速試飲~蓋碗で淹れてみました。
温度は90℃で(もう少し低めに淹れてもよかったな~)
飲んでみると白茶になってた\(^o^)/
甘みがあってなかなか美味しい~!
茶殻も可愛い~!
4煎飲んでそのあと煮だしてみました。(白茶は煮出せると聞いたので)
で色は少し濃くなっていますが、渋みもなく飲みやすい。
予定外でしたが白茶はなんとか成功しました~\(^o^)/
そして、枝ごと切った茶葉で作る刈り番茶にチャレンジ🍃
かなり大きくてかたい葉っぱ、茎までしっかりついています。
これを蒸して殺青し、発酵するのを止めます。
蒸し時間は2分半にしてみました。(わからないから~)
そのあと2日間天日でしっかり干す。
茶葉の表面には光沢が出てきます。
美作の番茶はお茶の煮汁をかけて干しあげ独特の香りと光沢を付けていましたが、我が家ではそれはできないのでここまでしたら、100℃のオーブンで3分火入れ乾燥。
飲む前に焙じます。
黒く焦がしすぎないように慎重に、香ばしい焙じ香がするまでゆっくりと。
香ばしい香りは糖とアミノ酸が高い熱によって生成される「ピラジン」。
リラックス効果や血行促進の効果もあるとか。
今回は葉を刻まずに焙じたので次回は刻んで均一に焙じてみよう!
お味はまさに懐かしい~番茶でした\(^o^)/
大きなやかんにいっぱい作って、喉が乾いたらガブガブっと飲む。
素朴な番茶は高級なお茶のうまみはないけれど昔ながらの日常茶(*^^*)
お茶を手摘みして手作りしてみましたが、あらためて茶農家さんたちのご苦労を思い、日々いただくお茶を美味しく大切に飲みたいと思いました。
朝来茶摘みの記事はあともう一回、あちらで出会ったすてきなもの・・をご紹介したいと思います。