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ヴィクトリアンケーキ&ポジー☆Drawing Room Glanz~祝00歳テッパンのヴィクトリアンXmas

2019年12月18日 | クリスマス

クリスマスまであと1週間🎄

神戸のブリティッシュテイストにこだわったカルチャーサロン「Drawing Room Glanz」で行われたイベント「祝00歳テッパンのヴィクトリアンXmas」

今年もクリスマスケーキをお作りいたしました。

昨年のクリスマスケーキはこちら⇉「マナーハウスのクリスマス」

今年はヴィクトリア女王生誕200年。

となればケーキは女王陛下の名を冠した「ヴィクトリアンケーキ」で決まりです!

ヴィクトリアンケーキ

イギリスのティータイムには欠かせないと言われるヴィクトリアンケーキ。

ですが、想像以上にシンプルで素朴なケーキです。

バター、卵、砂糖、小麦粉が1:1:1:1、パウンドケーキの配合のスポンジケーキを2枚焼いて、ラズベリージャムをはさんで重ねるだけ。

ヴィクトリア女王は大英帝国全盛期を確固たるものにしたことで有名です。

その時代としては珍しく、自分が選んだ愛する人と結ばれ、白いウエディングドレスを初めてまとったと言われています。

愛するアルバート公ととても幸せな家庭を築いたヴィクトリア女王。

その最愛のアルバート公に先立たれて寂しさと悲しみの女王陛下の心をなぐさめたと言われるのが家庭的で素朴な見た目と味わいのヴィクトリアンケーキです。

本来はラズベリージャムをはさむとされますが、今回は特別なジャムを作ってはさみました。

その素材は真っ赤なルバーブ。

ルバーブは蕗のような野菜で強烈な酸味があります。

ジャムにはぴったりなのですがこのケーキには香りが少し足りないので、旬のりんごと合わせたジャムを炊いてはさみました。

女王が亡くなるまで暮らしたオズボーンハウスのキッチンガーデンで今でも栽培されているのが「ヴィクトリア」という赤いルバーブ。

その隣には「プリンスアルバート」という緑色のルバーブが仲良く並んで栽培されているそうです。

さて、ヴィクトリア女王のクリスマス・・と検索するとすぐに出てくるのがこの一枚の絵。

ヴィクトリア女王が愛するアルバート公と子供たちとクリスマスツリーを囲んでいるこの絵は、クリスマスの理想的な姿として大流行し、現在も受け継がれています。

それにちなんで・・・クッキーを焼いてみました。

それをヴィクトリアンケーキに飾って♪

そしてもうひとつ、ケーキにそえられた小さな花束はシュガークラフトで作ったポジーです。

当時、大流行したヴィクトリアンポジーと呼ばれるこのポジーは薔薇を中心に同心円状にお花が組まれ、アクセサリーのようにレディが手に持ちアフタヌーンティーやパーティーに行ったと言われています。

シュガークラフトのヴィクトリアンポジーは枯れないお花🌹

飾ってお楽しみください♪

さてドローイングルームグランツ。

ヴィクトリア時代のアンティークをインテリアに取り入れて、まさにイギリスの貴族の館のようです。

ツリーにもヴィクトリア女王とアルバート公が・・・

クリスマスにぴったりなカクテルを教えていただいたり・・・

美しくておいしいフィンガーフードをいただいたり・・・

ウエッジウッドのアドベントカレンダーでクリスマスを待つなんて・・素敵です!

ゴージャスなクリスマスを楽しませていただきました。

ドローイングルームグランツのマダム吉田さま、ご一緒させていただきましたみなさま、ありがとうございました。

みなさまもどうぞよいクリスマスをお迎えくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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