冷夏の予報が一転、今年も暑い夏来るのでしょうか?関東地方はあと2~3週間くらいかな?
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Skin Care School 週刊発行
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□ 7月 4日 vol.0647
O ○ ◯ junko-sensei@ohadanogakko.com ◯ ○ O
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編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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7月のCONTENTS
4日発行済み≫季節のお手入れー代謝促進ケアー
11日発行予定≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
18日発行予定≫豆知識
25日発行予定≫季節のトラブル
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≪季節のお手入れー代謝促進ケアー≫
今日は初夏というよりも、心地よい夏という感じでした!この時期になると各地の紫外線情報が気になります。ちなみに今日の東京は11時~15時までは強い!ということで、私の住んでいる茨城地区は、11時~強い、12時~1時までは非常に強い!でした。紫外線の強そうな地区を探してみましたが、関東で非常に強いは千葉と茨城南部だけでした。ちなみに紫外線情報は、弱い→1時間浴びても影響が小さい、やや強い→肌へのダメージが生じるまで1時間程度、強い→肌へのダメージが生じるまで30分前後、非常に強い→肌へのダメージが生じるまで20分前後、きわめて強い→肌へのダメージが生じるまで15分前後だそうです。(goo天気情報)
最近は梅雨明け前後から紫外線対策にしっかり取り組む方が増えてきていますが、今日見たところでは、日傘をさしたり、しっかり対策をしている方は案外少ないようでした。そこで今日は最初に、本来一年中気を付けなければならない紫外線の復習から入りましょう。
紫外線が毎年増えていることは事実で、1990~2010年までで、8.9%増加というデーターがあります。7/2に非常に強いと出たのは茨城県つくばでの測定でしたが、ちなみに日本で紫外線量の測定が始まったのが1990年で、それ以前はむしろ“日焼けしましょう”的な風潮の中で、子供はもちろんのこと、大人でも女性でも夏は真っ黒に日焼けした方々が溢れていました。実際その時代、真っ黒で過ごした方々への影響はこれから発生してくる可能性があるのですが、紫外線は日焼け→シミという問題よりも、もう少し深い紫外線から→老化という問題に結びついてきます。ご存知のようにUVAとUVBという2種の紫外線が特に肌にダメージを与えるのですが、ここで確認をしてみましょう。
・UV-A
生活紫外線と呼ばれ、ガラス越しや雲を通過して室内や車内でも肌の奥まで届き、肌内部の弾力を保つコラーゲンなどがダメージを受けてシワやタルミの原因になる紫外線。
・UV-B
レジャー紫外線と呼ばれ、海や山、屋外活動での日焼けの原因になり、肌表面にダメージを与え、赤く炎症を起こす紫外線。
この2種類の紫外線、どちらも知らず知らずのうちに肌へのダメージになると考えて良いと思います。中でもUVAは、その影響が曇りの日でも晴天の日とほとんど変わらないということなので注意が必要ですね。
紫外線の肌へのダメージですが、例えば日本人より白人の方へ強く発生するのはお分かりになると思います。やはりメラニン色素が元々と少ない白人の方は皮膚癌の発生率が高く、光老化を起こす速度も速くなります。これは30代女性の日本人と白人の方の老化度を見ればわかりやすいのですが、やはり肌の質と体質の違いによるものが大きいようです。日本人はメラニン色素が多いので、それも自然に紫外線対策になってわけなのです。ということは、昨年問題になりましたが、美白美白とメラニン色素生成阻害に走り過ぎるのは少し問題もあるわけです。それではどのようなケアが大切かというと、まずは“日焼け止め”そして“代謝をアップする”ということではないかと考えます。365日の紫外線防止と皮膚の代謝促進が一番肌にやさしいケアということになるのです。
そこで今日は紫外線の復習もしたところで、皮膚の代謝促進ケアの方法を提案させていただきます。まず代謝を語る上で、クレンジング(油性の汚れを落とす)と洗顔(その他の汚れを一緒に落とす)というダブル洗顔は365日必ず行う基本のケアと考えてください。そしてその後のケアで大切なことは肌の表面、角質を柔らかくするということだと考えます。今の季節は汗や湿度で柔らかくなっていると錯覚してしまう方も多いと思いますが、夏の終わりの角質肥厚を考えると、決して正常な柔らかさは汗や湿度では補えないのです。それにプラスして冷房が加わりますのでこの季節のお肌は忙しいです!それではどうするかというと“化粧水湿布”で角質を柔らかくして、老化角質をやさしく代謝させてください。簡単です!できれば湿布にはアルコールや色素、香料などの入っていない化粧水がお勧めです。化粧水をコットンまたはコットンマスクに含ませて5分くらいしっかり湿布をして、肌をよみがえらせてあげるだけです!「秋冬はしていました!」という方も多いのですが、肌のダメージが強い夏は特にお勧めのケアです。ただ、秋冬のようにすぐ効果が分からない場合もありますので、秋冬のためのケアと考えてもらうと良いでしょう。シミやシワの発生はかなり違ってくると思います。冷蔵庫で化粧水を冷やしても気持ちいいですよ!まずは身近なケアからスタートし、夏の紫外線ダメージから肌を守ってみましょう!透明感はすぐに変わってくるはずです!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
<ご意見ご相談、ご質問はメールで junko-sensei@ohadanogakko.com>
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