桜が終わり、連休が過ぎ、いよいよ初夏！新緑の香りが漂っています。
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Skin Care School 週刊発行
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│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│ Cher-Couleur
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□ 5月17日 vol.0864
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http://www.cher-couleur.com/ 編集・発行：株式会社ヴェルジェ
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５月のＣＯＮＴＥＮＴＳ
３日発行休刊
１０日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Ｑ＆Ａー
１７日発行 ≫豆知識ー顔は内臓の鏡“唇”ー
２４日発行予定≫季節のトラブル
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≪豆知識ー顔は内臓の鏡“唇”ー ≫
すっかり陽が長くなりました。毎年のことですが、この時期からなんとなく夜がゆっくり来るので気分がおっとりしてくるのは私だけでしょうか？同じ時刻なのに明るい６時は心地良いですね！
さて今回は何度か取り上げている顔はなんでも教えてくれる！東洋医学でいう望診のミニ講座をしてみましょう。まず考えて頂かなければいけないのは、なぜ自分の顔にニキビが出るのか？かぶれがでるのか？ということです。４０数年お肌の相談をさせて頂いていると、皮膚のトラブルは必ず原因がある！という実感が出来ます。お肌のトラブルは大変なストレスを生み出し、困りものですが出来る原因が自分にあるという自覚をしっかり持つことによって改善もされていきます。お医者様ではないので、すぐに回復するということではありません。今あるトラブルの原因をしっかり知って、体質改善と皮膚力をアップしてトラブルを発症させない肌づくりをする！ということがとても大切になります。多くのお客様の肌がきれいになられていくのを見せて頂くのは本当に嬉しいことで、年齢の上の方は若返ります。肌はとても素直なのです。自分で“良い”とお思うスキンケアが果たして正しいのか！考えて頂きたいと思います。
まず自分の肌は敏感な肌なのか、本来は特にトラブルのない肌なのか、それを考えてみて下さい！ここで大切なのは、本質が良く、かぶれなどを起こしたことのない肌の方ほど、例えばニキビやシミが発生するとお手入れをし過ぎてしまう傾向があります。特にお手入れの好きな方は要注意です。近頃、皮膚表面の、手で触れている角質がとても弱っている方が多いのですが、その状態は、バリア機能が低下して皮膚トラブルを発生しやすくなるということをしっかりと頭に入れて下さい！
本題に戻りますが、トラブルが発生していることよりも、本来の肌が弱っている方が問題であるということです！そこで望診の活用ですが、今日は口唇を勉強してみましょう。口は消化器系の入口です。口～胃～小腸～大腸～肛門と繋がって、食物は排泄される訳ですから、入口はとても重要な身内のシグナルを出してくれていると考えて良いと思います。まず口唇が荒れる！カサカサした状態で、縦に線が目立つとき！これはやはり胃の調子の悪い時と考えますが、上口唇と下口唇の荒れ方が違うときってありますね！これは昔から上口唇は胃の不調、下口唇は腸の不調といいます。確かに上唇でだけに湿疹のようなプツプツが回りに出来たりしますので、これが目安となります。
そして口唇の輪郭にも見るべきポイントがあります。輪郭がぼやけて見える人、気が付きませんか。これは偏った食事や夜の遅くの食事で、唇と肌との境がぼやけてしまいます。ただこれは舐めまわし皮膚炎ともいって、癖で良く口唇を舐めたりする人にも発生します。そして口角にキレが出る口角炎は十二指腸を見るところで、食べ過ぎが続いて消化不良を起こしているときに起こりやすくなるようです。口角のヘルペスや口唇のヘルペスは免疫力低下と考えて下さい。風邪を引いた後などヘルペスは起こりやすくなりますね！そして下口唇が腫れぼったくぽっちゃりと腫れている感じがするときは腸の働きが悪く、便秘しやすくなったり、おなかにガスの溜まっている時感じます。上口唇も同じように少し膨らんだ感じのするときは甘いものの食べ過ぎで胃もたれしているときに起こります。“腫れていたり”とは、自分で感じる人が多く、口唇のツッパリ感と感じる方が多いようです。女性はリップをつけるとき違和感がわかると思います。そして口唇がいやに乾燥するときは胃液バランスの悪い時で、ストレスや疲れが取れていないときが多く、リラックス出来ていない状態とみます。特に寒暖差や湿度など感じるときは、自律神経のバランスの乱れが生じて、口唇の皮がめくれて、ひどい口唇の荒れが発生してくるときがあります。皮がめくれている時は体内の乾燥もかなりあると考えますので、上手に水分をとることが大切です。口唇が荒れているときは甘味のあるジュースなどで水分をとらないように、ミネラルウォーターや白湯をゆっくりと飲んで、水分を与えてあげる事が一番です。口唇の輪郭がぼやけたり、カサつく人の中に塩分の多いスナックや辛い物を好む人が多いので、やはり口唇は食べ物や消化の状態をよく見せてくれるところと考えて下さい。口内炎が出来る人もやはり体内バランスの崩れなので、生活習慣の見直しがとても重要です。口内炎が出来るときは消化器の中にも乱れが発生しやすく、ただれが出ている場合があると聞きます！
望診の活用で、口唇だけでもこれだけのことを教えてくれます。ご自分の口唇をチェックすることはすぐにでもできますのでチェックしてみて下さいね！そして口唇が荒れている時、必要と感じて使用するリップクリームの油分が逆にカサカサの原因になることもありますから、口唇の荒れやすい方はピュアなオイルや特におすすめは添加物ゼロの桃肌爽という油性クリームの使用と、夜入浴前のマッサージがとても効果的です。口唇だけを見てストレスや免疫力低下、胃腸の不良が見られる訳ですからリップの付けすぎで汚れになることで、荒れを慢性化しないようにしましょうね！幸い粘膜は再生度が早いので、桃肌爽などのケアはすぐに口唇の状態を変えてくれます！今日は少しだけですが、顔は内臓の鏡を勉強してみましたから参考にして下さい！
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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