日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

12月に読んだ本

2011-01-30 | 本と漫画の話
なかなか更新できてなく、ブログ訪問も滞ってましたが、そろそろ通常営業にシフトしていこうと思います。(通常営業でも、更新・訪問は滞りがちですが)
 
昨年12月はあまり本を読んでいる余裕がなかったのですが、図書館で予約の順番が回ってきたやつとか、好きな漫画の新刊とかを、細々と読んでました。
読書メーターのまとめ機能は、前月分しか作れないので(「前年のまとめ」というのもあり、それは1年使えるので、そこから12月分だけ抜粋する方法もできそうですが)、月が変わる前に貼り付けておきます。



12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1081ページ

まつりちゃんまつりちゃん
★★★★☆「その子は、いつも一人だった。コンビニの前。公園。商店街。家の窓、カーテンのかげに・・・」小さくて、大人しくて、可愛らしい女の子、まつりちゃん。誰に対しても丁寧な言葉遣いで話す様子に、癒されつつ、チクリと心が痛む。日常に不満や悲しみを抱えた人達が、ふと一人ぼっちのまつりちゃんに出会い、関わることで、気持ちに変化が生まれる。多分、何も抱えていない人や、忙し過ぎて周りが見えない人は、まつりちゃんの存在にすら気付かないんだろうな。こんなひっそりした小さな存在にも気付けて、何か出来る人間でありたい。
読了日:12月04日 著者:岩瀬 成子


3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
★★★★☆ 零が学校でも居場所ができて良かった。野口先輩が素敵☆巻頭についてるカラーのあかりさんの格好がっ・・・!透けてますけど!?(汗)
読了日:12月05日 著者:羽海野 チカ


本屋さんがくれた奇跡本屋さんがくれた奇跡
★★★☆☆ 「考え方を変えれば人生が変わる!」的な自己啓発本みたいな内容だった。1冊の本が人生に影響を及ぼすことはあると思うけど、あまりにも上手く行き過ぎてて、ちょっと引いちゃう自分がいる。素直に受け止めない捻くれ者ですみません。でも、所々に出てくる言葉や考え方は、確かにその通りだと思ったし、そうできたらいいと思う。大概の人は、いいと思ったことをやり続ける意思が保てなくて、自己嫌悪の繰り返し。本によって人生が好転するのは確かに素晴らしいけど、本との付き合い方は、こういうことだけじゃないと思いたい。
読了日:12月11日 著者:


小さいおうち小さいおうち
★★★★☆ 昭和初期から戦時中を”小さいおうち”平井家で女中として過ごした、タキおばあちゃんの回顧録かと思えば、実際後半までそうだけど、最終章の展開はドラマチックでドキドキした。時々挿入される、現在のタキさんと甥の次男・健史のやり取りは、現代っ子健史が『歴史(の勉強)』としての見方に偏っていて、『当時を生きた人』としてのタキの捉え方を否定する言い種に苛立ちっぱなしだったけど、最終章では見直した。色々尋ね歩いて、改めてタキおばあちゃんの想いに寄り添えるようになったんだろうな。
読了日:12月12日 著者:中島 京子


聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
★★★☆☆ ショムジョの話は、ちょっとイマイチだった。ハロウィンの話はウケた。イエスパパの「まあ水系のいたずらだ」が最高!基本的にパパネタはツボです。光あれ!
読了日:12月25日 著者:中村 光


フェアリーペット プチねこフェアリーペット プチねこ
★★★★☆ ただでさえ可愛い子猫が、プチサイズになってスイーツなどとコラボ!合成と分かっていても可愛いからOK。ほぼ文庫本サイズで値段も手頃なので、気軽に買えるのも◎
読了日:12月30日 著者:森田 米雄・写真

読書メーター

 

 
 「まつりちゃん」と「小さいおうち」はどちらも良かったです。

1月は一転、読みまくったので、たぶん結構な冊数になってると思います。
また2月に入ったら、まとめを貼りますね。
コメント
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