遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

三輪田米山の書7.自作俳句『とんぼうや』

2024年05月21日 | 文人書画

三輪田米山、自作俳句の書です。

全体:37.6㎝x18.3㎝、本紙(紙本):27.8㎝x116.8㎝。明治。

小振りの掛軸です。

『とんほうや 飛直しても 元の枝』

「とんぼうや 飛び直しても 元の枝」

三輪田米山、80歳の作です。

やはり、横広がり文字です(^.^)

多くの和歌をつくった米山ですが、俳句は少ないです。その分、作品もわずか。

「とんぼう」は、もちろん、米山自身、そして、私たちですね。

この句が表紙を飾っています。

やはり、名作ですね。

 

コメント (4)
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