先日紹介した中国藤製(?)堤重の時、紹介し忘れた丸盆です(^^;
径 24.8cm、高 2.2㎝。戦前?
縁、底ともに、二重になっています。結構、頑丈です。
こんな風に置いてあったのですが、下側の盆の方をすっかり忘れていました(^^;
こういう感じで使うのでしょう。
煎茶道具を提重に入れるのは無理ですから、やはり菓子用堤重箱でしょうか。
今回は、何という事もない平凡な品ですが・・・・
小物を置いてみると・・・・
「お母さん、遅れちゃったよう」
「早く上がってらっしゃい」
『お爺さん、気をつけて』
『婆さんこそ』
「立ち舞うべくもあらぬ身の」
「袖うち振るも。恥ずかしや」
能『船弁慶』
エッシャーの世界が展開します(^.^)
素敵な丸盆ですね。欲しくなってしまいました。
我が家に在るのは藤製では無く箱根の寄木の盆ですが一寸似た感じがします。
小物を置いた演出も中々楽しいお遊びですね。
なるほど、盆は、独立して、このような遊びにも利用できるんですね(^_^)
盆の面は、小物を置いてみると、目の錯覚で、段差があるようにみえますね!
寄木細工は近いうちにアップします。
こういうおまけを発見すると、得した気がします。
盆の模様次第ですが、斜めに見ると立体的に見えます。小物を置くとさらに立体感が増します。
不思議です(^.^)