ここあコテージ

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津軽の甘柿&今年のりんご

2013-11-23 08:16:17 | スイーツ
昨日も冷たい雨が降りました。

ひと雨ごとに冬が近寄って来ています。

木々の葉は、赤や黄色から茶色へ。

白鳥の飛来、冬鳥の訪れ。

軒下の干し大根や干し柿の風景。

あたりの景色と共に、冬が近くなると感じる
何とも表現できない冬のにおい。

それは、つんとした、今までよりも温度の低い空気と共に、
いろんな自然の中のにおいに混じって漂う独特のもの。





ところで・・・

一昨日、読書会に来ている方から、柿を頂きました。



これ、津軽には本当に珍しい「甘柿」なんですよ。

青森だけではなく、東北や北海道は、大抵、柿は渋柿が多いです。
この時期、アルコールや干し柿にして、渋を抜いて食べます。

でも、この柿は「甘柿」なので、そのまま食べられます。
品種はわかりませんが。

大きな種が入っており、少し黒い筋のある柿でした。







おととい、知り合いの農家からりんごを安く譲っていただきました。
青森県民の特権は、りんごがいただけたり、
安く買えることですね。


今年は、いつもの「ふじ」



サンふじです。無袋ふじとも言います。
袋をかけないことで、色は赤くなりにくいですが、
陽を浴びて、有袋りんごより蜜も多く、甘くなりますよ。



そして、定番のこれ。



紅玉(こうぎょく)。色がとても赤く、酸味も強く、
生でも食べられますが、お菓子にむきます。


昔、私の幼い頃は、あちこちの農家さんで作られていたこの品種。
今では作る農家さんが減っています。
でも、このごろは、お菓子の手作りが盛んになったので、
紅玉の需要も多くなってきているようですね。



そして、これ。



黄色いりんごの代表のような「王林(おうりん)」。
甘くて、酸味が少ないです。
生食が一番!



そして、4つめ。



シナノゴールド。
この品種は、もともと長野で作られたものですが、
青森にも最近広まっています。
甘みよりも酸味が強いですね。

同じ品種でも赤いシナノスィートは、とても甘い品種です。

シナノゴールドは酸味がお好きな方にむきます。
お菓子にもむくかも。



最後は、私も初めて。



その名もきれいな「星の金貨」です。

小ぶりで、お肌も少しごつごつですが、
甘みが強くて、フルーティーです。

私は、このりんごが気に入りましたね。



青森県民なら、りんごの品種が区別できる・・・
なんていう事はないのですよ。

あまりにも多くの品種があるので、
食べたものの中から、気に入ったものから覚えますね。


昔のりんごで、今は珍しくなった品種も多いです。
「インドりんご」なんてご存じですか?

私が幼少時にたくさんあった、ピンク色
甘くて割に堅いりんごなのです。


今、市場にも出なくなったこのインドりんごが、
最近また密かにブームだそうで、
生産している農家さんに早くに予約しないと、
買えないから貴重です。

貴重だから高いんですよね・・・。


でも、懐かしいから食べてみたいなあ~





あ、聖書の、「アダムとイヴ」が食べた禁断の木の実が、
「りんご」だなんて間違いなんですよ。

聖書には「りんご」の「り」の字も書いていませんから。


食べたのは、「善悪の知識の木」の実なんですよ。
すごい名前でしょ。 笑

どんな味の、どんな実だったんでしょうね?


見るからに好ましい実って書いているので、
見た目はかなりおいしそうなんでしょうね。

実際、イヴが食べて、ダンナ様にもあげたのだから、
食べてもおいしかったんでしょうね。


覚えてくださいね~~。



ここあでした。